10月29日、愛知県幸田サーキットryp桐山でDIREZZA CHALLENGE Lights(DZC-L)が開催された。今年で3回目の開催となるDZC-Lは別名「通勤快速GP」とも呼ばれている。 DIREZZA CHALLENGE(DZC)に比べて、よりライトな仕様のマシンでタイムを競う。エアコンやオーディオは装備していなければならないだけではなく、GTウイングなどの派手な空力パーツの装着はNG。通勤でも使用できる仕様で競うことをコンセプトにしたことから、このような別名が与えられているのだ。
そして、リザルトを決める方法が一般的なタイムアタックイベントと異なるのもこのDZC-Lの特徴的なポイントだ。通常のタイムアタックイベントではベストタイムでリザルトを決めるが、このDZC-Lでは各ドライバーのサードベストタイムまでの3つのベストタイムの平均ラップでリザルトを決める。つまり、1発出せばいいという訳ではなく、アタックラップを複数回行う必要があるのだ。これは初期だけではなく、ラップを重ねても安定したグリップ力を発揮するDIREZZA ZⅢの特性を生かしたイベントと言える。
クラス分けも独特。LightsではないDIREZZA CHALLENGEは排気量や駆動方式により4クラスに分けていたが、もう排気量でクラス分けができる時代ではない! と大井競技長によるクラス分け。ロードスターやFITなどコンパクトカーのクラス1。1600ccのスイフトスポーツや1.8LであってもNA型やNB型ロードスターもこのクラス。クラス2は2Lの86/BRZとNCロードスターがメインのクラス。そしてクラス3はターボエンジンを搭載するスイフトスポーツとホンダV-TEC勢、GR86/2.4LのBRZなど。そしてクラス4はGR YarisやWRXなどの4WDターボに加え、アルピーヌなどクラス3までに該当しないスポーツカーが走る(詳細はHP)。
参加ドライバーに与えられたタイムアタックのセッションは午前と午後それぞれ1回ずつの計2回。セッションは1回あたり15分。このイベントの特別ルールとして、セッション中にコースサイドに設置されたパイロンを倒してしまったら当該ドライバーのベストタイム抹消となり、そのセッションはパイロン修正のために1分短縮されてしまう。パイロンを倒すと自身はもちろんライバルにも迷惑がかかることを考えると、ギャンブルのようなアタックラップでは通用しない。安定したタイムアタックと正確なコントロールが求められる奥が深いルールになっているのだ。ライトなマシンで入り口は広く、そして上級者にとっても攻略が難しいルールで奥が深い、初心者から上級者まで楽しめるイベント、それがDZC-Lなのだ。
クラス1には20台がエントリー。その内12台がND型ロードスター。そこにフィット、デミオ、マーチといったコンパクトハッチバック。そしてカプチーノ、コペンといった軽スポーツ、1.8LのNA、NBロードスターがどう戦うか興味深いところだ。ローパワーで熱ダレを気にせずガンガン走れるマシンが多いこのクラス。そんな車両特性も相まって、最後まで結果が見えない戦いが続いた。
練習走行の結果からグループAからCまでを再編成。Aグループは10:21からスタート。このグループでトップに付けたのは、DZC-L常連の中島デミオ。序盤で50.008というベストタイムを記録し、3Lapの平均タイムでもこのセッショントップに付けた。そしてDZC-Lらしい走りを見せたのが中村フィット。終盤にセカンドベストを記録し、このグループ2位につけた。
続いてBグループがコースイン。ここでトップタイムを記録したのは伊藤(浩)ND。ベストタイムは49.187、それに続いて49.348、49.400とサードベストまでを49秒台前半でまとめてきた。続く2番手には、全日本ジムカーナの最終戦にも出場したKeita ND、平均タイムは49.460。改造範囲の狭いジムカーナ車両でも勝負出来るのが通勤快速GPの魅力だ。3位に付けたのは森實ND 。この日に初投入した225サイズのZⅢが好感触だったようで平均タイムは49.681。
そして練習走行の上位、Aグループがコースイン。全車ロードスターだが、ND勢の中に初代、NA型のロードスターのタカムラ選手が割って入る形。昨年クラス2位で悔しい想いをした舟木NDは3周目で48.635という好タイムをマーク。その後も安定したラップタイムを記録し、平均タイム48.676でクラストップに立つ。2番手に付けたのは15インチにこだわる伊藤(益)NDで平均タイムは48.825。3位には平均タイム49.239で堀尾NDが付けた。タカムラNAは今回DZC-L初参加かつ古いマシンながら終始安定して連続アタックを繰り返し、平均タイム49.267を記録し、多くのNDロードスターを従えて4位に付けた。
午前のセッション1を終えた段階で5位に付けたのは、なんとBグループの伊藤(浩)ND。Aグループの3名ドライバーに勝る結果となった。
路面清掃のため20分遅れで13:35からセッション2が開始。Aグループではベストタイムや平均タイムを短縮するドライバーも多く見られた。セッション1グループトップの中島デミオは50.201を記録しベストタイムを更新。そのほか54.410を記録した大本コペン、51.472を記録した渡邊ND、50.979を記録した松永NDなどがベストタイムを更新した。朝の練習走行からこのセッション2まで3本の走行枠があった訳だが、このタイミングでのベストタイム更新は、安定したグリップ力を発揮するDIREZZA ZⅢだからこそだと言える。
Bグループでもベストタイムを更新するドライバーがチラホラ。セッション2でグループ2位だったKeita NDは49.463でベスト更新。NBロードスターで参加の石井NBも49.794を記録しベストを更新。また、ベスト更新ではないが、長年DZCにFD3Sで参戦を続ける海老カプチーノや新サイズを投入した森實NDなどが平均タイムを短縮してきた。
そしてクラス1のリザルトを決めるCグループがスタート。コースへの習熟度が高い上級者が多いため、Cグループでのベスト更新は期待できないかと思われたが、藤田NDが49.480を記録しベスト更新。また、ベストタイムではないものの、セッション終盤にセッション1で2位に付けていた伊藤(益)NDがセッションベストとなる48.924を記録し、セッション2でトップに立つ。しかし、クラス1の総合結果を見てみるとセッション1で好平均タイムを記録した舟木NDが優勝を勝ち取った。伊藤(益)NDはセッション2での力走も惜しく2位、3位には堀尾NDという結果となった。
「過去2回が2位で悔しい想いをしてきたので優勝できて嬉しいです!ライバルたちがいたからこそ練習も頑張ることが出来ました!」とコメントしていた舟木選手。DZC-L直前には7週連続で幸田サーキットに来ていたとのことで、その熱量がこの優勝をもたらした。
23台の最多エントリーとなったクラス2。このクラスで台数が最も多かったのは先代86/BRZで12台。次いでNCロードスターが6台。2.0Lエンジンを搭載するNDロードスターRFが1台でFRマシンが多いクラスとなった。FR以外の駆動方式ではFFのファミリアが1台、そしてMR勢がNAのMR2が1台、クラス変更を受け今年からクラス2となったMR-Sが2台となった。FR勢が主力となったがセッションが始まると軽量を生かしたMR-S、パワー&トルクを生かした先代86/BRZ、バランスのNCロードスターという具合でどの車種が有利か最後まで読めない展開となった。
11:07から7台のマシンでCグループのセッション1がスタート。このグループでトップタイムとなる50.101を記録したのはAT仕様の86を駆る平野86であったが、3コーナーの立ち上がりでパイロンを倒してしまい、大切なベストタイムが抹消されてしまう。しかし平野86はセカンド、サードベストもギャップ少なくまとめグループトップに付けた。続くグループ2位は平均タイム50.981でDZC-L初参戦の瀧86、一度ピットインして調整をし、クリアラップを確保して落ち着いたアタックを見せていた。3位には平均タイム51.738で、幸田サーキットでの練習目撃情報が多数挙げられたゆうみファミリアが食い込んだ。
続いてBグループがスタート。序盤に好タイムを出したのは恋人から新品のタイヤ&ホイールを借りた坂田86。セッション序盤にベストタイムとなる49.548を記録するとその後も立て続けにギャップの少ない安定したタイムを記録し、平均タイム49.570でグループトップとなる。2位には過去のDZC-Lに全て参戦してきた現役大学生の大境MR-Sで、平均タイム49.685で付けた。3位には10月は週一ペースで幸田サーキットに通ったという鈴木(友)NCが食い込んだ。Bグループは1~3位の車種が異なる結果となった。
そしてクラス最速のAグループがスタート。序盤で目立った動きを見せたのは48.537という好タイムを記録した松永ND。その後も48.531、48.618と好タイムを立て続けに記録。ベストタイム更新とギャップの少ないサードベスト記録し、平均タイム48.562をマークしてセッション1トップとなった。サードベストまでをコンマ1秒以内にまとめるのは流石としか言いようがない。しかし、セッション1でクラストップタイムを記録したのはベストタイム48.526の清水MR-S。昨年クラス1で優勝をし、MR-Sをクラス1からクラス2へとクラス変更させた張本人でもある清水MR-S。このタイム更新に会場はざわついたが、平均タイムでは48.590となり、松永NDにセッション1トップを譲り2位という結果になった。次いで3位には長年DZCとDZC-Lに参戦している前川BRZが平均タイム48.630で食い込んだ。
クラス2のセッション2は14:21からスタートした。Aグループでは多くのドライバーがベストタイムを更新。まずグループトップに立ったのは平野86、このセッションではパイロンを倒すことなく50.070を記録しベストを更新。そのほか川口MR2、石澤86、神藤86など計4台がベストタイムを更新した。平野86は結果的にBグループのドライバー数名を上回る平均タイムを記録し、AT仕様でも戦えることを証明して見せた。
続いてBグループがスタート。セッション1でトップだった坂田BRZを上回ったのが大境MR-Sと鈴木(友)NCだ。このグループはセッション後半でベストタイムを更新するドライバーがチラホラ見られたが、大境MR-Sはベストタイムを約コンマ1秒更新する49.530を記録、セカンドベスト49.590、サードベストも49.597でコンマ1秒以内にまとめ上げこのセッショントップとなる。鈴木(友)NCも6周目に49.438を記録しベストタイムを更新、平均タイムも短縮し2位となった。反対にベストタイムは更新したものの、セカンド、サードベストが伸び悩んだ坂田BRZはこのセッションでグループ3位となる結果となった。
そしてCグループがスタートした。セッション1では終盤までアタックラップを見せなかった清水MR-Sだが、このセッションでは序盤でサードベストを更新する48.632を記録。その後48.575を記録しベストタイムも更新。前川BRZはセッション終盤で清水MR-Sのタイムを上回る48.400を記録したが、平均タイムでは清水MR-Sに軍配が上がった。最終的にはクラス2は今年クラスチェンジとなったMR-Sが優勝、2位には前川BRZ、3位にはマシンコンディションの優れるセッション1でサードベストまでコンマ1秒以内という整ったタイムを記録した松永NDが入った。NCロードスター最高位となる井上NCも4位に付け、6位までの入賞マシンはMR-S、BRZ、NCロードスター、NDロードスターRFの4車種というバラエティーに富んだ結果となった。
「10月は4回幸田サーキットで練習しました! クラス2に変更されたので不安な部分もありましたが、MR-Sのポテンシャルの高さに感動しました!」とコメントしていた清水選手。来年はこのクラス2にMR-Sが増えるのか否かも注目したいところだ。
クラス3には16台がエントリー。このクラスは2.0LのVTECエンジン搭載車、GR86/BRZ、1.4Lターボの現行スイフトスポーツなどが中心だ。最多エントリーとなったのはスイフトスポーツの7台。次いでGR86/BRZの5台(今回はGR86のみ)。そしてそれぞれ1台ずつFD2、FN2の2.0L自然吸気シビック。初代NSX、1.5Lターボのコルトラリーアートといったラインアップとなった。軽量コンパクトなFFということでコース特性にマッチしたスイフトスポーツ勢に他の車種がどこまで立ち向かえるかという構図となった。
11:54にAグループがスタート。このクラスはBグループまでで8台ずつのコースインとなった。このグループで序盤に好タイムを記録したのは園田コルトで、ベストタイムは49.056。ここから各ドライバーがタイムを更新するかと思った矢先、最終コーナーの立ち上がりで高杉GR86が体制を崩しクラッシュし、アウト側のクラッシュパッドに吸い込まれてしまった。これによりセッションは赤旗中断。心配されたがドライバーの身体は無事で、マシンも外装の軽度なダメージとタイヤビートが落ちた程度。タイヤ交換をすれば自走で帰れる範囲であった。JAF公認サーキットである幸田サーキットの設備に救われた形となった。残り5分でセッション再開。ここでトップのベストタイムは片部S2000が記録した48.727であったが、リザルトで見れば3番手のベストタイムであった伊達GR86が平均タイム49.239でトップとなった。2位に片部S2000、3位に序盤で好タイムをマークした園田コルトが付けた。
Aグループでアクシデントが発生したため、Bグループは予定より5分遅れの12:15からスタート。序盤で好タイムの47.659をマークしたのは梅野スイフトスポーツ。次いでとのちんスイフトスポーツが47.662でベストタイムを3/1000秒差で詰め寄る。結局この2台が平均タイムでも上位となり、梅野スイフトスポーツが平均タイム47.778でクラス1位、とのちんスイフトスポーツが47.840でクラス2位となった。3位には平均タイム48.155で内田スイフトスポーツとなり、上位3台がスイフトスポーツという結果に。スイフトスポーツに割って入る形となったのは、平均タイム48.327で5位となった武笠NSXであった。
セッション2は15:07からAグループがスタートした。このグループのセッション1でトップタイムを記録した片部S2000は49.020を記録しベストタイムを更新。さらにセッション終盤に48.824を記録し更にベストタイムを更新して、平均タイムも短縮した。このグループ3位となった正木GR86も49.309を後半に記録しベストタイムを更新。セッション終盤でのタイム更新を見て大井競技長は「何か発見があったのだろう、タイヤのパフォーマンスが落ちにくいZⅢだからこそ、アタック中の発見がしやすいし、発見を直ぐに試すことが出来る」とコメントしていた。
続いてBグループがコースイン。この時間になってくると外気温が下がってきて、好タイムを期待できるコンディションとなってきた。それは実際にタイムに現れた。立て続けにベストタイムを更新して会場を沸かせていたのは武笠NSXで、48.265を記録すると終盤にも48.179を記録してベストタイムをセッション中2回更新した。他にも二宮スイフトスポーツ、聖岩スイフトスポーツなどがベストタイムを更新。しかし、強さを見せたのはセッション1でクラストップとなった梅野スイフトスポーツだ。このセッションでも全体ベストタイムを記録し、トップの平均タイムでクラス優勝を勝ち取った。2位にはとのちんスイフトスポーツ、3位には内田スイフトスポーツとなった。蓋を開けてみればスイフトスポーツが表彰台を独占する結果となった。
優勝した梅野スイフトスポーツは「去年勝ってプレッシャーを感じていた。前日のディレッツァデイでZⅢとコースの攻略で新たな発見をすることが出来たから、今日優勝することができた。ディレッツァデイが無ければこの結果はなかったかもしれない。」とコメントしていた。
ターボ4WD車を中心に、高性能な現行モデルやインポートカーで争われるクラス4。このクラスには9台がエントリーした。4WDマシンはGRヤリスが2台、WRX STI、ランエボ10、AMG A45がそれぞれ1台ずつとなった。それに対する2WDマシンはA110Sが2台、3.5Lスーパーチャージャ、1.8Lスーパーチャージャの新旧エキシージがそれぞれ1台ずつであった。4WDターボスポーツに対して、ヨーロッパのライトウェイトMRスポーツが立ち向かう構図となった。立ち上がりのトラクションを生かす4WD勢か、常に横Gがかかり続けるような幸田サーキットで高い旋回性能を生かすMR勢か、それぞれの得意分野が戦いに対照的に見えるクラスとなった。
9台がエントリーしたこのクラスはグループ分けなく、全車が一斉にセッションを走ることとなった。セッション1は12:31にスタート。ライトチューンのDZC-Lとは言え、ハイパワーターボ車も多いこのクラスでは、セッションの中盤にクーリングラップを設けて、前半と後半にアタックを分けるドライバーも多く見られた。
前半で好タイムをマークしたのは可児GRヤリスでタイムは46.817。46.954のベストタイムで2位に付けたのは三浦エキシージであった。内藤GRヤリスと槇垰A45は果敢にアタックしていたが、パイロンを倒してしまいこのセッションではベストタイム抹消のペナルティとなってしまった。全日本ジムカーナ車両にZⅢを装着して参戦した牧野A110Sは、ジムカーナドライバーらしくパイロンに対してギリギリまで詰め寄る際どいイン攻めで会場を沸かせるが、タイムに伸び悩む。
セッション後半になり、各ドライバーが再びアタックを開始する。熱量が多いハイパワー車が多数となるこのクラスでは、セッション前半のタイムを更新するマシンは見られなかったが、ベストタイムからサードベストまでのギャップの少ないドライバーが多い印象であった。最終的にこのセッションでは前半にベストタイムを記録し、セカンドベスト46.961、サードベスト46.967とセカンドベストとサードベスト差を6/1000秒にまとめた可児GRヤリスがクラス唯一の平均タイム46秒台の46.915でトップとなった。2位には平均タイム47.038の三浦エキシージ、3位には平均タイム47.311で渡邊A110Sが食い込んだ。
セッション2は15:38にスタート。今回のイベントで最後の走行セッションとなったクラス4のセッション2。気温も低くなり、ターボ車が多いこのクラスではベストタイム更新も期待できるコンディションとなった。残念ながらセッション1で起きたマシントラブルにより鈴木エキシージがリタイヤしてしまったため、セッション2は8台での走行となった。
セッション前半にセッション2トップタイムの47.269を記録したのは内藤GRヤリスだ。牧野A110Sも46.390でベストタイムを更新、セカンドベスト47.461、サードベスト47.463と安定したラップで平均タイムをまとめてきた。反対に、このセッション2でやや失速気味となってしまったのはセッション1で2位に付けた三浦エキシージだ。セッション2での平均タイムは47.465と伸び悩み、セッション2単体で見れば平均タイム47.323の渡邊A110S、平均タイム47.386の内藤GRヤリスに先行を許す形となってしまった。
そして最後の最後で会場を沸かせたのはセッション1トップの可児GRヤリスだ。セッション終盤で46.985というベストタイムまでコンマ2以下のタイムを記録し、このセッションでも平均タイムでトップとなる。最終的な結果としては、両セッションでトップとなった可児GRヤリスが優勝。2位にセッション1で好走を見せた三浦エキシージ、3位に両セッションで安定した平均タイムをマークした渡邊A110Sとなった。
表彰式の後「純粋に嬉しい。走り方のアドバイスを頂いた走りの師である石川さん。クルマを仕上げて頂いたラズファクトリーの吉村さん。そして理解のある妻に感謝を伝えたいです。」と可児選手はコメントしていた。
「通勤快速」というテーマを掲げて今年で3年目、このテーマも非常に浸透してきたように思えます。そのような背景と何より参加ドライバーの皆さんのご協力もあって、車検もトラブルなくスムーズに出来るようになってきたと思います。あとはDZCでハードなチューニングをしていた方々がライトな仕様のマシンに乗り換えて、コンフォート性能も意識したマシンでDZC-Lを楽しんでいる姿が見られるのが個人的に嬉しく思います。今後もこのスタイルが広まって、長くスポーツ走行を楽しめる人が増えたらいいなと思います。
18年目のディレッツァ・チャレンジ、楽しんで頂けたでしょうか。
今年もチェッカーが振られ、最後のクルマがコントロールラインを通過するまでリザルトが確定されないディレッツァZⅢならではと言えるシビアな勝負を見せて頂きました。
来年もダンロップユーザーの皆さんが、最高に楽しむことが出来るイベントへと更にクオリティアップ出来るように頑張りますので、ご期待ください。
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