開催場所:岡山国際サーキット
開催日:2024年9月15日(日)
2024年9月15日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第6戦のプロフェッショナルシリーズ決勝が岡山国際サーキットで行われました。出走台数は31台。使用するタイヤは3メーカーから選ぶことができ、12人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を選択しています。
天候は曇。12周の決勝は12時50分から行われ、ポールポジションのダンロップユーザー、菅波冬悟選手(10号車)がトップをキープして1コーナーへ。2位は同じくダンロップユーザーの奥本隼士選手(85号車)で、予選3位のダンロップユーザー、松井孝允選手(123号車)は出遅れています。
菅波選手が奥本選手にコンマ4秒差をつけて、オープニングラップを終了。3位はダンロップユーザーの冨林勇佑選手(504号車)、4位も同じくダンロップユーザーの服部尚貴選手(70号車)で、ダンロップユーザーが1~4位を占めています。
周回を重ねるにつれ、トップ3と4位以下の差が広がるようになり、優勝争いはダンロップユーザーの3台に絞られたかと思われましたが、予選8位から追い上げてきたのが他社製タイヤを使用する吉田広樹選手(160号車)。4周目に服部選手を抜いて4位に上がると、トップ3を上回るペースで3位の冨林選手に接近。6周目の終わりには完全に追いつき、4台のトップ争いに変わります。
9周目に吉田選手が冨林選手を抜いて3位に上がると、11周目には奥本選手も抜き、2位へ。ファイナルラップ突入時の菅波選手と吉田選手の差は1秒637です。吉田選手は菅波選手との差を詰めていきますが、菅波選手は冷静にリードを守ってトップチェッカー。前戦、十勝に続く2連勝を記録し、自身2度目のチャンピオンに向けて、大きなリードを築きました。
なお、3位は奥本選手でGR86/BRZ Cup初表彰台。4位は冨林選手で、服部選手は7位。松井選手は8位で、9位にもダンロップユーザーの小河諒選手(60号車)が入りました。
■プロフェッショナルシリーズ第6戦 決勝 正式結果
1位 10 菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
2位 160 吉田広樹(GR Garage浦和美園with GB) /BS
3位 85 奥本隼士(K-one Racing Team) /DUNLOP
4位 504 冨林勇佑(デルタモータースポーツ) /DUNLOP
5位 18 中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) /BS
6位 121 蒲生尚弥(ネッツ兵庫レーシングチーム) /BS
7位 70 服部尚貴(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
8位 123 松井孝允(NETZ TOYAMA Racing) /DUNLOP
9位 60 小河 諒(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
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■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「予選ではダンロップの一発の速さが活かせて、1~5位を独占でき、非常に良い結果だったと思います。事前の情報では決勝時に雨予報が出ていたのですが、なんとか持ちこたえてくれて、曇でレースができました。ダンロップ勢にとって良いコンディションだったと思います。菅波選手は予選1位で決勝もそのまま逃げ切りでした。ディレッツァ ベータゼロロクが出て、ちょうど1年の大会だったのですが、菅波選手が美味しいところを引き出してくれて今回の優勝につながりました。ドライバーやチームのみなさんにとても感謝しています」
次戦は10月5日(土)~6日(日)、鈴鹿サーキットで行われます。
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