開催場所:オートポリス
開催日:2022年10月1日
2022年10月1日(土)、大分県のオートポリスで「2022 AUTOBACS SUPER GT Round7 FAV HOTEL AUTOPOLIS GT 300km RACE」の公式予選が開催されました。
GT500クラス リザルトはこちら
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いよいよ残るは2戦!泣いても笑っても、ここオートポリスとモビリティリゾートもてぎでの2大会を残すだけとなったSUPER GT。ここまで獲得ポイントの3倍で積み上げてきたSW(サクセスウェイト)がいよいよ本大会から半減。シリーズ上位4台中3台を占めるダンロップタイヤ勢としては、ここで弾みをつけて最終戦を勝ち抜きたいところ。
しかし、公式練習ではゲイナー擁するGT-R勢もSUBARU BRZも芳しくないタイム。オートポリスはその激しい凹凸のある路面という特徴から、フリープラクティスで驚くほどタイヤが破壊され、多くのマシンが走行することでその凹凸にラバーが入り込むことでタイムが安定する傾向があります。そんなAPの路面とウェイトに苦しんだ3台でしたが、予選にはしっかりセットアップを合わせこんできました。
まず予選Q1 A組に登場した11号車。セクター1から好タイムを叩き出し、チームがにわかにどよめくと、ステアリングを握ったベテラン安田裕信選手がヘアピンでまさかのミステイク。これが原因で11号車はQ1脱落を喫してしまいます。Q1B組の10号車と61号車。圧巻だったのは10号車の大草りき選手でした。Q1全体トップとなる1分43秒243を叩き出します。GTワールドチャレンジヨーロッパに参戦するために渡欧し、今大会欠場となってしまった富田竜一郎選手の抜けた穴をしっかりと埋めて見せます。
そして運命のQ2。ここでさらに躍進したのは61号車のSUBARU BRZでした。42秒台へと飛び込む驚異のタイムでポールポジションを獲得します。帰ってきた山内英輝選手は「車のポテンシャルが上がりすぎてびっくりした!どこまで踏めるのかわからないくらい凄かった!」と僚友の井口卓人選手に叫ぶように語りかけました。10号車をドライブする新人・塩津佑介選手でしたが「公式練習のときより全体的にグリップが高くなりすぎて、どこまでいっていいのか掴みきれないまま予選が終わってしまいました」と自身の予選Q2を振り返りました。
GT300クラス リザルトはこちら
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<山内英輝選手 コメント>
予選はラバーものってダンロップさんのタイヤも良かったのでポールポジションがとれたんだと思います。もちろんチームがしっかりと合わせこんでくれたこともあってだと思います。ただ、公式練習から3秒以上タイムが上がっていたので、どこまで行っていいのかわからない不安もありましたが、しっかり踏みちぎってきたのがポールポジションにつながったかもしれませんね。明日は井口選手の地元のレースなので彼の雄姿を地元のファンの皆さんにしっかりと見せれるように頑張ります!
<井口卓人選手 コメント>
予選のコンディションが凄く良くなったこともあって、朝の練習走行から比べてグリップ感も高くなったので良い予選になったと思います。なにより山内選手がポールポジションをとってくれたので、明日は一番良い位置からスタートできるので、九州のファンの皆さんの前で熱いレースをしたいと思います。
GT500 16号車の失速は正直不可解ですね。両車の違いを比較すると、違う部分もあるにはあるんですが、まだ分析が追いつていない状態です。64号車は明日も気温が高くなりそうなのでハードタイヤで行ってもらいました。ソフトならもう少しタイムも詰められたと思うんですが、明日の決勝に期待ですね。テストのときに得ていたフィーリングをどう取り戻すかをチームと検討して、テストのときのペースが戻れば決勝も大きく期待ができると思っています。これから2台の違いをもう一度分析して、2つのチームをサポートしていきたいと思います。
GT300ではみんな重いのよく頑張ってくれたことに感謝ですね。特に60号車はフロントタイヤをしっかり使えるようなセットを見つけてくれたので、タイヤの性能をしっかり引き出してくれたのは良かったですね。61号車はトラブルを抱えながらもこのタイムを出してくれたのは非常に驚きでした。明日はクリーンな空気を得てスタートできるのでしっかりとミスなく戦ってもらいたいです。僕らもしっかりチームをサポートしていきたいと思います。
決勝は明日、10月2日(日) 13:30から300㎞のレースが幕を開けます。SUBARU公式チャンネル、もしくは衛星放送J-SPORTSチャンネルでご視聴可能です。
ダンロップタイヤを装着して走る選手たちへの応援をぜひお願いします。
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