ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズ 第2戦

開催場所:モビリティリゾートもてぎ

開催日:2025年5月25日(日)

ダンロップユーザーの冨林勇佑選手が初優勝!! 初ポールトゥウィン


 
2025年5月25日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第2戦のプロフェッショナルシリーズ決勝がモビリティリゾートもてぎで行われました。出走台数は29台。使用するタイヤは二社から選ぶことができ、17人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を選択しています。
天候は曇。心配された雨も朝には上がり、コンディションはドライです。昨日行われた予選結果により、1~6位まではタイム順で並んでいますが、7番グリッド以下は第1戦の決勝順となっています。
 
10周の決勝は11時05分から行われ、予選1位のダンロップユーザー、冨林勇佑選手(504号車)が順当なスタート。トップをキープしてオープニングラップを終了します。冨林選手に続くダンロップユーザーは4位の宗藤昌太朗選手(550号車)で、7番グリッドからスタートしたダンロップユーザーの菅波冬悟選手(1号車)が5位に上がっています。
 
トップの冨林選手はハイペースで力走。2位のブリヂストンユーザー、井口卓人選手(88号車)との差をじわじわと広げ、3周終了時にコンマ9秒まで広がります。しかし、4周目以降は一進一退の展開に。見ごたえのあるタイムバトルが続きます。
 
一方、5位を走行していた菅波選手は2周目、ブリヂストンユーザーの堤優威選手(7号車)に抜かれ、6位に後退。堤選手のペースは速く、4周目には宗藤選手を抜き、4位に上がります。5周目には菅波選手も宗藤選手を抜き、再び5位へ。菅波選手のペースも良く、堤選手とともに、3位を走るブリヂストンユーザーの元嶋佑弥選手(98号車)との差を詰めていきます。
 

  
トップの冨林選手は終盤、井口選手の接近を許し、ファイナルラップ突入時の2台の差は0秒217に! 息をのむ接近戦が最後まで続きましたが、冨林選手が抑えきり、トップチェッカー。初めての優勝とポールトゥウィンを同時に達成しました。
 
気になる3位争いは、堤選手が6周目に元嶋選手をパス。翌周には菅波選手も元嶋選手を抜き、4位に上がります。堤選手を抜いて、3位表彰台を狙いたい菅波選手ですが、仕掛けることができずに4位チェッカー。ファイナルラップまで6位をキープしていた宗藤選手はスローダウンし、22位となっています。
 
菅波選手に続くダンロップユーザーは8位の小河諒選手(60号車)で、以下、9位の近藤翼選手(906号車)、10位の青木孝行選手(31号車)、11位の谷口信輝選手(17号車)と続きます。
 

■プロフェッショナルシリーズ第2戦 決勝 正式結果
1位 504  冨林勇佑(デルタモータースポーツ) /DUNLOP
2位 88    井口卓人(Team Takuty) /BS
3位 7      堤 優威(T by Two CABANA Racing) /BS
4位 1      菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
5位 98    元嶋佑弥(DTEC TEAM MASTER ONE) /BS
6位 293  岡本大地(KSM) /BS
すべての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/59135
 
■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「昨年と前回のオートポリスもそうなのですが、ダンロップユーザーが増えており、この取り組みを始めてから、初めてシェア50%を超えました。非常にありがたい状況になっています。ずっとダンロップを使ってくれているユーザーにもちろん感謝ですし、新規ユーザーがどんどん増え、認めていただいているところも素直にうれしく思っています。
 
予選については大荒れの結果になってしまいましたが、冨林選手がポールポジションをとってくれ、非常にありがたいと思っています。走りもそうですし、全体の状況を見て、先に出ていけたところがすごいと思っています。
 
決勝については天候が良くないという事前情報があったので、厳しいと思っていたのですが、うちが得意とするコンディションになってくれたので、そこは非常にラッキーだったと思います。ロング性能にも自信がありますし、最後の2周きつそうだったのは課題かなと思っています。逃げ切ってくれたので、非常に良かったと思っています」
 

 

 
GR86/BRZ Cup TOPページ