ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup クラブマンシリーズ 第2戦

開催場所:モビリティリゾートもてぎ

開催日:2025年5月25日(日)

池島実紅選手が悲願の初優勝!! 初のポールトゥウィンを達成


 
2025年5月25日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第2戦のクラブマンシリーズ決勝がモビリティリゾートもてぎで行われました。出走台数は45台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクです。
 
天候は曇。決勝は10時05分から10周で行われ、ポールポジションの池島実紅選手(703号車)が好スタート。トップをキープしたまま1コーナーへ進入します。そのままレースをリードし、1周目終了。2番グリッドからスタートした竹村寛成選手(990号車)が2位、3番グリッドの松原亮二選手(63号車)が3位につけており、池島選手を追いかけます。
 
池島選手のペースはよく、リードを徐々に拡大。3周目を終える頃には、2位竹村選手に対して1秒以上のリードを築きます。3位松原選手も約1秒差で竹村選手を追いかけており、トップ3が等間隔で周回重ねます。
 
しかし、そこからペースを上げてきたのは竹村選手。じわじわと池島選手との距離を詰め、トップの池島選手にプレッシャーをかけ続けます。2台のテールトゥノーズが続く中、レースが動いたのは7周目。5番グリッドスタートのAMER HARRIS JEFRY選手(339号車)が松原選手をパス。3位に上がります。
 
2台のトップ争いはファイナルラップまで続きましたが、池島選手が緊迫したレースを逃げ切り、トップチェッカー。GR86/BRZ Cup初優勝と初めてのポールトゥウィンを同時に達成しました。2位は竹村選手で、JEFRY選手はレース後に30秒加算のペナルティが課されたため、9位フィニッシュ。松原選手が3位に入りました。4位は大西隆生選手(557号車)で、以下、大森和也選手(522号車)、島拓海選手(36号車)までがトップ6となっています。
次戦は6月14日(土)~15日(日)、スポーツランドSUGOで行われます。
 
■クラブマンシリーズ第2戦 決勝 正式結果
1位    703 池島実紅 (SAITAMA TOYOTA MOTOR SPORTS)
2位    990 竹村寛成 (KR concepts)
3位    63 松原亮二 (ネッツグンマジースパイスレーシングチーム)
4位    557 大西隆生(オートバックス with G-7AUTOSERVICE)
5位    522 大森和也 (GR Garage浦和美園 with GB)
6位    36 島 拓海 (島 拓海)
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/59130
 


 
■決勝1位ドライバーコメント
703 池島実紅 (SAITAMA TOYOTA MOTOR SPORTS)
「やっと勝てました。本当にうれしいです。スタートは自分のペースでしっかり決めることができたので、ギリギリ守ったという感じではなく、すごく良かったかなと思います。その後も単独のペースは良く、1秒ぐらい後ろを離すことができたので、クルマを信じて自分の走りができれば、いけるなと思って走っていました。5周を過ぎたぐらいからちょっと厳しくなってきて、ギリギリまで迫られた場面もありましたが、自分はこういう場面は強いから大丈夫という自信がありました。ポールポジションも初めてで、初優勝も初めてなので、本当にうれしい1日でした」
  
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