ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup クラブマンシリーズ 第1戦

開催場所:オートポリス

開催日:2025年4月6日

海外から初参戦のAZLAN選手がポールトゥウィン


 
2025年4月6日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第1戦のクラブマンシリーズ決勝がオートポリスで行われました。出走台数は26台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクです。
 
天候は晴。決勝は14時から10周で行われ、ポールポジションのNAQUIB AZLAN選手(338号車)がトップをキープして1コーナーへ。1周目終了時のトップ3のオーダーに変更はなく、予選5位の竹村寛成選手(990号車)が同4位の北見洸太選手(30号車)を抜き、4位に上がっています。
 
AZLAN選手はハイペースで走行し、リードを拡大。後方では箕輪卓也選手(707号車)とAMER HARRIS JEFRY選手(339号車)、竹村選手が2位争いを形成します。その後方では北見選手と予選7位の大森和也選手(522号車)、同11位からジャンプアップした村上凌晟選手(27号車)の3台が5位争いを展開。
 
3周目、大森選手が北見選手をかわして5位にポジションアップ。村上選手もそれに続き6位にポジションを上げます。しかし、この間に大森選手と2位集団との差は3秒まで拡大しており、2位争いに加わるのは厳しい状況です。
 
5周を過ぎてもAZLAN選手のペースは衰え知らずで、後方との差は2秒以上。2位争いの箕輪選手とJEFRY選手はテールトゥノーズの状態が続いていますが、徐々に竹村選手が後退します。
 
ファイナルラップに入るころにはAZLAN選手は5秒のリードを築いており、トップチェッカーが濃厚な状況。2位争いでは、JEFRY選手が最後の力を振り絞り、箕輪選手を攻め立てます。AZLAN選手は余裕のトップチェッカー。2位はポジションを死守した箕輪選手で、3位はJEFRY選手。4位は竹村選手で、以下、大森選手、村上選手と続きます。
 
次戦は5月24日(土)~25日(日)、モビリティリゾートもてぎで行われます。

クラブマンシリーズ第1戦 決勝 正式結果
1位    338    NAQUIB AZLAN (WING HIN MOTORSPORTS X MOTY’S)
2位    707    箕輪卓也 (IBARAKI TOYOPET RACING TEAM)
3位    339    AMER HARRIS JEFRY (WING HIN MOTORSPORTS X MOTY’S)
4位    990    竹村寛成 (KR concepts)
5位    522    大森和也 (GR Garage浦和美園 with GB)
6位    27     村上凌晟 (村上凌晟)
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/57803


 
■決勝1位ドライバーコメント
1位    338    NAQUIB AZLAN (WING HIN MOTORSPORTS X MOTY’S)
「とても緊張しましたが、集中してミスなく走れました。2周目に2位のクルマがミスしたのでその間にリードを広げることができました。優勝できた要因はチームが完璧な準備をしてくれたことが大きいと思います。2戦目は参戦できませんが、最後はチャンピオンを獲りたいと思います。あらためてチームの協力に感謝しています」
  
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