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2011 D1グランプリシリーズ第2戦 お台場 レポート


5日(日)第2戦決勝
 マシンの修復も無事に終わり、デュアルファイナルズ2日目の朝を迎えました。この日も満員御礼となり、朝から大勢の観客が来場しています。前日は非常に残念な結果でしたが、気持ちを入れ替えて行くしかありません。
 朝の練習走行でマシンの最終チェックを行いながら、単走ファイナルに向けて走りの再確認を行います。

 のむ:「いやぁ、お陰さまで車は絶好調になりましたー!」
 あべ:「昨日はすんませんでしたー!それじゃ、今日はウップン晴らしと行きましょう!!」
単走ファイナル
 前日の結果が総合11位だった為、ランキングは5位まで転落してしまいました。
 ここは一つ、単走の順位を少しでも上げて、挽回を図りたいところです。

 のむ:「それじゃ、行きまーす!」
 あべ:「宜しくお願いしまーす!」

 1本目、振り出し位置を若干誤り、1コーナークリップ付近でイン側のラインに乗ってしまいました。

 のむ:「うぇー、小せぇ!」
 あべ:「えー、1コーナー、チョイとイン側に来すぎですねぇ」

 1本目の点数は98.67点とイマイチです。
 あべ:「2本目は宜しくお願いします!」
 のむ:「了解っ!」

 2本目は振り出し、1コーナーのライン取りと完璧でしたが、審査員席前のアウトクリップが少し余りました。

 のむ:「チョットは順位上がった??」
 あべ:「99.0点で11番手ですー」
 のむ:「うーん・・・」

 野村さんらしさが出ておらず、イマイチ元気のない感じはありましたが・・・午後からの追走トーナメントに期待しましょう!!

連日の満員です

追走2nd STAGE ベスト16
 追走2nd STAGE初戦は、初めての対戦となるKP61の岩井選手との戦いです。岩井選手のマシンとは車重に大きな差があるので、追走で合わせるのは非常に難しそう・・・。野村さんもどうしようかなぁ?と悩んでいる様子でしたが、幸いにも先行からのスタートです。

 あべ:「とりあえず先行は後を気にせず走りましょう!」
 のむ:「了解っ!」

 1本目、野村さんは後を気にすることなく、単走と同じ走りで行きましたが、後追いの岩井選手は野村さんに付いて来ることができず、ドリフトが戻ってしまいます。

 あべ:「たぶん8:2位のアドバンテージなので、離して行きましょう。ここは大人になって!」
 のむ:「はぁーい」
 あべ:「岩井選手の車は軽いので、1コーナーのクリップから先は同じスピードだと曲がりきれないッスよー」

 2本目の後追い、野村さんはかなり距離を空けて進入します。1コーナーでチョット小さくなってしまいましたが、2コーナーから先では上手く後ろにつめ寄りました。学さんからギリギリの勝利とか言われちゃいましたが、それで良いんです!だって、合わせるの、難しそうだったんだもん!!

昭和の名車「KP61」と対戦

追走2nd STAGE ベスト8
 続くベスト8の対戦相手は今年から何故か平仮名表記になった「たかやま」選手です。たかやま選手は前日の結果こそ思わしくありませんでしたが、ベスト16ではゼッケン1番の斉藤選手を下し、勝ち上がってきました。
 1本目、野村さんが先行です。野村さんも全開で進入しましたが、たかやま選手は1コーナーからビタビタで食い付いてきます。
 
 あべ:「いやぁ、たかやまさん、速いっすねぇ~チョッピリたかやまさんアドバンテージです」
 のむ:「やるねぇ~」

 入れ替えて2本目、野村さんも負けずに同じ様に食らい付きます。
 当然、決着は付かず、勝負はサドンデスに突入します。
 サドンデス1本目、たかやま選手は同じようにビタビタで来て若干のアドバンテージを持って行きます。

 あべ:「またチョッピリたかやまさんのアドバンテージです。野村さんもガッツリ行きましょう!」

 サドンデス2本目、野村さんは1コーナーの進入こそ若干の距離がありましたが、そこから先はビタビタで立ち上がって行きます。勝敗はどっち??と言う僅差の戦いとなりましたが・・・わずか0.5ポイントの差で野村さんは敗退となってしまいました・・・。

敗戦のコメント中?

第2戦総括
 お台場のデュアルファイナルズは初日がマシントラブルで総合11位、2日目はベスト8まで進出しましたが、単走の結果が思わしくなく総合10位、と言う結果に終わりました。
 現在のシリーズランキングは7位となり、今回も鈴鹿に続き駆動系のマシントラブルがあった為、非常に悔いが残るレース結果となってしまいました。野村さんは「これ以上車を壊したくなくって、守りに入っちゃった。ごめんね。」と言ってくれましたが、一番悔しいのは野村さんのハズです・・・。前回の鈴鹿から色々と見直して来ましたが、まさかのアウトプットシャフト折れとは・・・(涙)
 普段壊れないところが壊れるなんて、運が悪いのか・・・それともマシンの老朽化なのか・・・。
 色々と考えさせられることはありますが、次の岡山もあっという間に始まります。

 気持ちを入れ替え、次こそは悔いの残らないように最後まで戦いたいと思います!!

岡山頑張るぞ!