ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】SUPER GT 第3戦 – 首位を走り続けた64号車!今季初の表彰台を獲得

開催場所:モビリティリゾートもてぎ

開催日:2026年11月8日(日)

 
マレーシアラウンドの代替大会として催されたモビリティリゾートもてぎでの第3戦。GT500、GT300クラスともにダンロップタイヤを装着するマシンがポールポジションスタートの決勝となりました。フォーマットは250kmというショートディスタンス。プロシージャーもいくつも考えられるだけに、チームごとの作戦で大きく順位の変動がありうる大会です。
 

■タイヤ交換後も首位を走り続けた64号車!結果は今季初の表彰台を獲得!
前日の占有走行とは打って変わって冬を思わせるような陽気の中始まった第3戦決勝。太陽が雲に遮られると一気に気温も下がり、路面温度もみるみる低下していく中でのスタートとなりました。GT500クラスはスタートをイゴール・オオムラ・フラガ選手が担当。スタートから順調に2位を突き放していきます。序盤からSCが導入される荒れた展開にもかかわらず、リスタート後もウォームアップの良さを発揮し同一のプロシージャーを走る中でトップのまま大草りき選手へとマシンを託します。大草選手はイゴール選手が装着したタイヤと同一のコンパウンドでコースイン。しっかりと安定したペースでバックマーカーを処理していきます。しかし、レース終盤に入ると突如タイヤにピックアップが発生。思うようにペースを上げられない64号車に続々と後続が襲い掛かります。一時は4位まで落ちてしまった大草選手ですが、前の2台が競り合う隙に3位のポジションを取り戻してのチェッカー! その後、車検にて2位の車両が規定違反をとられたため繰り上げ2位。今季初表彰台を獲得しました。
 


 
【GT500ダンロップタイヤ装着車両結果】

2位 No.64 Modulo PRELUDE-GT ※暫定
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/68313
 
■Driver’s Comment
大草りき選手
「熱いレース展開だったと思うんですが、後半にかけて厳しいレースになってしまいました。『序盤は結構いけるかな?』って思ったんですが、自分のタイヤマネジメントも含めて足りないものがありました。調子が良いのは間違いないので、明日はさらに強いレースをしたいと思います。タイヤも少し動いているような部分はあったんですが、気温が下がってくれるのであればさらにフィットすると思うので期待しています」
 
イゴール・オオムラ・フラガ選手 「自分のスティントはSCも長かったこともあり不完全燃焼のレースでしたが、しっかりと相手に隙を与えることもなく、トップのままドライバー交代まで持って行けたので自分の仕事はしっかりできたと思います。タイヤも300を抜くときもグリップダウンなどもなく非常に高いパフォーマンスを発揮してくれました。大草選手の後半スティントでは落ちてしまった部分もありましたが、しっかりとレースができた大会だったと思います。明日に向けては、きょう少しリヤの挙動が軽くなっていくような変化があったので、そのあたりを改善して臨みたいと思います」
 
伊沢拓也監督
「ポールポジションからスタートして本当に良いペースで走れていて、このままいけるかと思ったんですが、終盤にペースが落ちてしまい4位まで下がってしまいました。でも、大草選手が最後まで諦めず3位にポジションを戻してくれて、熱い走りを見せてくれたのはとても嬉しく思っています。作戦面でもフォローできる部分はあったと思うので、明日はその反省点を活かしてもっとうまくやりたいですね。ただ、周りのウェイトがゼロになってしまうのでその中でもしっかりとポールを獲りにいきます」
 

 
■リスタート時の手順違反でペナルティーを受けるも11号車が6位入賞

波乱の展開となったGT300クラス。ポールポジションからスタートした11号車の大木一輝選手は順調な走り出し。しかし、60号車は前走車のミスによってスタートで大きく前に水をあけられてしまいます。さらに777号車はスタート直後の3コーナーで接触。5コーナーでマシンを止めてしまいます。このクラッシュによって導入されたSCのライトが消灯してレース再スタートのタイミングで、11号車がGT500クラスの最後尾と8車身以上の車間を開けてしまいドライブスルーペナルティを受けてしまいます。一方で61号車はリスタート後タイヤにオーバーヒートが発生。ペースを上げることができません。ペナルティで下位に沈んだ11号車でしたが、富田竜一郎選手にドライバーチェンジすると周回を重ねるごとに順位を上げる鬼神の走り……。19位まで下がった順位を7番手まで押し上げます。前を走る20号車の背後まで迫りますが、あと少しのところで抜ききれずフィニッシュ。しかし、その後の公式車検でトップチェッカーを受けた車両に車両規定違反が判明したことで、繰り上がりにより6位入賞でこのラウンドを終えることとなりました。
 
【GT300ダンロップタイヤ装着車両結果】
6位 11 GAINER TANAX Z
15位 60 Syntium LMcorsa LC500 GT
22位 61 SUBARU BRZ R&D SPORT
DNF 777 D’station Vantage GT3
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/68316
 

 

■Driver’s Comment
GAINER TANAX Z
 
富田竜一郎選手
「大木選手のペナルティはありましたが、マシンもタイヤも非常に高いパフォーマンスを発揮できた決勝だったと思います。ドライブスルー後の大木選手のペースも非常に良かったことで、集団の中に入ってもしっかり戦えると思いました。ダンロップさんと一緒になって作ってきて、共に選んだタイヤが凄くはまったんだと思います。自分のスティントでもクルマの状態は非常に良く、何台もオーバーテイクできました。明日は他車のウェイトがゼロになってしまうことから優勝は厳しいかもしれませんが、それでも表彰台を目指して頑張りたいと思います」
 
大木一輝選手
「ポールでスタートさせてくれた富田選手、最高のクルマを用意してくれたチーム、そしてハイパフォーマンスのタイヤを用意してくれたダンロップ、全ての関係者の皆さんに申し訳ない気持ちで一杯です。マシンもタイヤもスタートから非常にしっかりと機能してくれました。このままなら4輪交換しても富田選手のペースなら優勝できるかと思ったんですが……。明日は余計なことは考えず優勝を目指して頑張りたいです」
 

 

■ダンロップタイヤ開発陣コメント
モータースポーツ部・安田恵直
「GT500クラスに関してはシンプルに嬉しかったです。イゴール選手のスティントの摩耗状態も非常に良く、路面に対する接地もしっかりできていました。最後、ピックアップが発生してペースを上げられなくなってしまいましたが全体を通してタイヤのパフォーマンスは高いものを示すことができたのではないかと思います。一方、GT300クラスは61号車にオーバーヒート症状が発生するなどトラブルもありました。11号車は終始高いパフォーマンスを示してくれましたがドライブスルーペナルティを受けてもなお、あの順位でフィニッシュできたことは素晴らしいことだと思います。各車、きょうのデータを活かして明日の走行に活用していきたいと思います。最終戦もダンロップタイヤを装着してくれるマシンをしっかりサポートできるよう、すべてのエンジニアが全力で頑張ります」
 

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