ダンロップモータースポーツ

【予選レポート】SUPER GT 第7戦 – GT500とGT300の両クラスで2戦連続ポールポジションを獲得

開催場所:オートポリス

開催日:2025年10月17日(土)


 
「がんばろう熊本!」を掲げて開催されることとなったスーパーGT第7戦オートポリスラウンド。公式練習開始前には黙祷の時間が設けられ、全エントラント、関係者、観客の皆さんも含めて熊本地震による犠牲者へ追悼の意を捧げました。
 
公式練習から好タイムを連発していたダンロップタイヤ勢ですが、GT300クラスにおいては明暗が分かれることに。決勝を見据えてタイヤ選択をした777号車 D’stationはピークグリップに悩み、11号車 GAINERは外から見ても分かるほどのバンピングに苦しみ、幾度となくピットインを繰り返します。その一方で60号車 Syntium LMcorsaと61号車 SUBARUは好調な走り出しとなりました。

■ニューコンパウンドが力を発揮!2戦連続ポールポジション!
SUGOでは劇的なコースレコードでポールポジションを獲得した64号車。前戦に引き続き、ここオートポリスでもそのポテンシャルが発揮されました。事前から中嶋レーシングによるタイヤ接地面の改善が施され、荒れたオートポリスの路面にしっかりとタイヤが密着。テストで高い性能を発揮していた新型コンパウンドの性能を見事に発揮し、2戦連続のポールポジション獲得となりました。Q1ではイゴール・オオムラ・フラガ選手が2位にコンマ4秒、Q2では大草りき選手も約コンマ4秒の大差を付けるトップタイムを記録。公式練習のGT500占有走行時間を赤旗中断で最後のチェックができなかったにもかかわらず、伊沢拓也監督の期待に応える走りを披露してくれました。
 

【GT500ダンロップタイヤ装着車両結果】
1位 No.64 Modulo PRELUDE-GT
 
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/68239
 

 
■GT500 Driver’s Comment
大草りき選手
「走り出しから調子は悪くなくて、最後のアタックが赤旗で終わってしまったんですが、個人的には『いけそうかな?』って思ってました。イゴール選手の調子も良かったので、このポールは必須条件だと思って予選はアタック。ただ、クルマが跳ねるなど想定外の動きが多くて戸惑った部分もあるんですが、良いアタックができたと思います。明日は気温が下がると思うんで、その辺をしっかり合わせ込めれば良い結果が付いてくると思っています」
 
イゴール・オオムラ・フラガ選手
「今週末は公式練習から調子が良かったです。走っているときから、『これは結構良いタイムが出るな』って手応えを感じながら走っていました。ただ、他の車両もコンディションが良くなって、自分たちより上に行くかもしれないと思ったので、最後まで結果を見るまでは分かりませんでした。でも、これだけ2位を引き離してトップタイムだと気持ち良いですね! まだレースが残っているので喜んでばかりもいられませんが、今年はやっぱりレースで苦戦している部分が多いので、明日はしっかりトップからスタートして順位を守って勝ちたいと思います。サクセスウェイトも低いのでポジティブな要素も多いですから! 走ってみないと分かりませんが手応えは感じています」
 
伊沢拓也監督
「素直に嬉しいですね! 今回はテストで良かった新しいタイヤを投入してもらいました。このタイヤが気温、路面温度ともに非常にはまっていました。占有走行時間が赤旗中断のまま終了してしまって、大草選手にとっては非常に難しいQ2になってしまいましたが、それでも彼にはQ2を走ってもらいたいと起用しました。ドライバー同士でしっかりと情報共有もできていましたし、ここで勝って良い終わり方をしたいですね! 3時間と長いレースですが本当に期待しかないです」
 

 
■予選Q1ではA組&B組ともにトップ通過!

SUGOでは全車がQ1を通過し、ダンロップタイヤ勢が上位を独占した公式予選。しかし、ここオートポリスではその明暗がことごとく分かれてしまいました。公式練習からマシンのセットに苦しむ11号車と777号車。それに対し、61号車は好調な滑り出し。60号車も尻上がりにタイムが上がっていき好調さを示す公式練習となりました。
 
そして迎えた公式予選。Q1A組には61号車が、B組には11号車、60号車、そして777号車が振り分けられます。地元九州で最も活躍を望まれる61号車の井口卓人選手は渾身のアタック。トップタイムでQ1を通過します。続くB組では60号車がトップ通過を果たすものの、777号車は0.133秒足らずQ1敗退。11号車は大きく遅れてしまい、こちらもQ1敗退となってしまいます。続くQ2では60号車がいの一番にコースイン。61号車はゆっくりとコースに入っていきますが、タイムアタックに先に入ったのは61号車。全ての車両に先駆けてアタックに入った山内英輝選手は、ピットで見守る井口選手も口を開けて驚くほどのタイムでフィニッシュ! その後もこのタイムを破る車両は現れず、このまま61号車がポールポジションを獲得しました。
 
【GT300ダンロップタイヤ装着車両結果】

1位 61 SUBARU BRZ R&D SPORT
5位 60 Syntium LMcorsa GR Supra GT
19位 777 D’station Vantage GT3
27位 11 GAINER TANAX Z

全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/68246
 


 
■GT300 Driver’s Comment
井口卓人選手
「地元九州でのレースで気持ちいい走りができたのはとても良かったです。タイムも手応えのあるものでした。今回ダンロップタイヤさんが持ち込んでくれたタイヤがオートポリスの路面と非常に相性が良かったです。グリップが高く力強い! 明日の決勝もこの速さを継続できるようにチームと一緒に頑張っていきたいと思います」
 
山内英輝選手
「なんかマジックタイムみたいな走りができました(驚)! 本当にダンロップタイヤのおかげです。グリップ感も高く、尻上がりに調子が良くなっていきました。ダンロップさんを含め、チームの皆に感謝です。でも、大事なのは明日のレース。明日もこの調子を引き出せるように頑張っていきたいと思います」
    

 
■DUNLOP ENGINEER COMMENT
モータースポーツ部・安田恵直
「2戦連続のWポールは非常に嬉しい結果となりました。特に64号車の2戦連続ポールポジションはとても嬉しいです。GT500に関しては全く新しいコンパウンドを持ち込んでいます。ここ数年、ずっとレンジの広いコンパウンド開発に注力してきました。しかし、その分どうしてもウォームアップ性能の部分で問題があったりしていたんですが、今回のコンパウンドはそういった課題も解決できていると思っています。また、構造面でも従来の構造に少し手を加えて耐摩耗性に貢献できるようにしてきました。明日の決勝もしっかりとチームをサポートしていきたいと思います。また、GT300クラスはタイヤの接地が良かった2台がQ2に進出。777号車は決勝に向けてピックアップしにくいタイヤを持ち込んできたので予選は振るいませんでしたが明日に期待です。60号車はウォームアップに時間をかけたいということで61号車とのストラテジーに違いが出ましたが、どちらのチームもしっかりとタイヤの性能を引き出してもらえたと思っています。明日はハード側のコンパウンドの使い方が肝になりそうです。チームとミーティングを重ねて準備を整えて決勝もサポートしていきたいと思います」
 
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