そして、GT300クラスも想像もつかない波乱のレースとなります。オープニングラップでトップを奪取した777号車でしたが、リスタート後すぐに後続の車両と接触。コース外に押し出されてしまい大きく順位を落としてしまいます。続く61号車も雨量が多ければ前を脅かすスピードをマークしたものの、ドライアップしていく路面に苦しみ順位を落としてしまいます。そんな中、順位を上げてきた45号車でしたがレインタイヤの摩耗が激しく、最小周回数を満たす前にタイヤ交換のためピットへ飛び込みます。この動きを見て、続々とピットインするマシンが現れますが、そんな中、グッと我慢のレースをしたのは96号車。新田守男選手が摩耗するレインタイヤでギリギリの走り。50周目までタイヤを持たせながら走り切り、チームはスリックタイヤで高木真一選手をコースへ送り出します。高木選手は滑るマシンをコントロール。最終ラップで後続の車両が接触してくるというトラブルはありましたが6番手でフィニッシュ。予選19番手から見事なジャンプアップに成功し10ポイントをチームに持ち帰りました。
GT300クラス結果
優勝 #65 LEON PYRAMID AMG /BS
2位 #26 ANEST IWATA RC F GT3 /YH
3位 #56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R /YH
6位 #96 K-tunes RC F GT3 /DUNLOP
11位 #11 GAINER TANAX Z /DUNLOP
12位 #45 PONOS FERRARI 296 /DUNLOP
13位 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT /DUNLOP
14位 #60 Syntium LMcorsa GR Supra GT /DUNLOP
24位 #777 D’station Vantage GT3 /DUNLOP