FIA-F4選手権 第9戦【リザルト・レポート】スポーツランドSUGO

2022/09/17

午前中の予選に続き、午後2時から開催されたFIA-F4選手権 第9戦の決勝。ここまで優勝しているのはHFDPのふたりだけ。三井優介選手と小出峻選手だが、勝利数では小出選手が上回っているものの、開幕戦でのDNSが響き、ランキングでは三井選手がトップを走っています。今大会もそんなふたりがフロントローからのスタートとなりました。

ポールポジションからスタートの小出峻選手は見事なクラッチーミートでホールショットを決めます。三井選手もこれに続きますが、小出選手には届かず。そんな２強にぐっと迫ってきたのは3番手スタートの中村仁選手でした。小出選手が逃げ始めると、2周目に中村選手が１コーナーで三井選手に並びかけ、2コーナーを並走のままクリアーすると３コーナーでインとアウトが入れ替わり、見事オーバーテイクに成功。中村選手はさらに前を行く小出選手に猛追をかけます。すると4コーナーで停車するマシン。これでSCが導入されます。10周目にレースが再開すると、12周目に小林利徠斗選手が5コーナーで前を行く三井選手のインへ強引にマシンをねじ込みます。この時の接触がインシンデントと判定。レースはこのまま小出選手が逃げ切り今季6勝目をマーク。ランキングトップへ返り咲くポールtoウィンを飾りました。2位は自信初となる中村選手が表彰台へ。インディペンデントカップは9戦中8勝という圧倒的な勝率の鳥羽豊選手が優勝を飾りました。

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