ダンロップモータースポーツ

GR86/BRZ Cup 第2戦 クラブマンシリーズ【決勝レポート】

開催場所:オートポリス

開催日:2023年6月11日

2023年6月11日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第2戦のクラブマンシリーズ決勝(10周)がオートポリスで行われ、菱井将文選手(380号車)がポールトゥウィンを達成。2017年以来の優勝を記録しました。2位は松井宏太選手(125号車)、3位は地元九州からエントリーの古田樹選手(93号車)。

決勝時の天候は雨。全車両にダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)が装着されており、24台が出走して決勝レースが行われました。

クラブマンシリーズの決勝は12時55分から行われ、菱井選手はスタートこそ順当に決めたものの、1コーナーでオーバーラン。この隙に予選2位の吉田選手がトップに立ちます。吉田選手は菱井選手を上回るペースで走行。周回を重ねるごとに、菱井選手との差を広げていき、6周目の終わりには2.5秒まで広がります。

ところが終盤、タイヤの内圧と路面がマッチした菱井選手が吉田選手に急接近。コンマ7秒差でファイナルラップに突入し、2人の攻防が過熱します。菱井選手が第2ヘアピンで吉田選手のインを鮮やかに奪うと、リードを広げてトップチェッカー。2017年以来の優勝を果たしました。

吉田選手はトラブルでスローダウンした模様で、5位までポジションダウン。2位は安定感が光る松井選手、3位には地元九州の古田選手が入りました。
  

クラブマンシリーズ第2戦 決勝レース 正式結果
1位 380   菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
2位 125   松井宏太(TEAM SAMURAI)
3位  93    古田 樹(トヨタカローラフクオカモータースポーツクラブ)
4位  339  Ken Alex (KOTA RACING)
5位  61    吉田隆ノ介 (KOTA RACING)
6位  557  大西隆生 (オートバックス with G-7AUTOSERVICE)
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決勝1位ドライバーコメント
1位 380 菱井将文(徳島トヨタレーシング)
「スタート前に天気予報を見て、雨は降らないと判断しました。ドライセットでロングラン用の空気圧にセットしたのですが、雨はしとしとと降っていて、思ったより乾きませんでした。ラスト3周ぐらいからやっとタイヤの手ごたえが出始め、前と一気に詰まっていきました。ヘアピンから100Rまで、最大限の努力をし、第2ヘアピンのブレーキングでインに入りました。優勝できて、もうお腹一杯だから今年はゆっくりのんびりします(笑)」

第3戦は7月22日(土)~23日(日)、モビリティリゾートもてぎで行われます。
 
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