ダンロップモータースポーツ

【プレビュー】SUPER GT 2024シリーズ 第2戦 – 富士スピードウェイ

開催場所:富士スピードウェイ

開催日:2024年5月3日-4日


 

今年もゴールデンウィーク後半戦に開催される富士スピードウェイでのSUPER GT。今大会もダンロップタイヤはGT500クラスに参戦するNAKAJIMA RACINGの64号車Modulo CIVIC TYPE-R GTを筆頭に計6台のマシンにタイヤを供給します。4月に開催された岡山国際サーキットでの開幕戦は観測史上においても稀にみる気温上昇に見舞われ、タイヤメーカーとしては非常に厳しい環境となりましたが、このシーズンオフにテストした広温度域帯のタイヤが機能し、最後までペースを崩さずにチームをサポートすることができました。第2戦富士では3時間レースという新しいフォーマットでの開催。タイヤメーカーとしては1セットが走行する距離は大きく変わるわけではないので特別なことはありませんが最善の努力を持ってチームをサポートしていきます。
 
また、今大会から参戦となる11号車GAINER TANAX Zがデビューレースとなります。先月、岡山国際サーキットで行われたシェイクダウン走行では、組み上げられたマシンが順調にテストを消化。ダンロップタイヤとしても非常良い走行となったと思っています。また、このテストを終えた富田竜一郎選手は「動作確認的な意味合いの強いテストでしたが、車としてのポテンシャルの高さを感じることができました。まだまだこれからやることはたくさんありますが、間違いなく良い車になると思います」とコメント。デビューレースでの走りにも期待がかかります。
 
≪GT500≫
#64 Modulo CIVIC TYPE-R GT 伊沢拓也/大草りき
≪GT300≫
#11 GAINER TANAX Z 富田竜一郎/石川京侍
#60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本大樹/河野駿佑
#61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝
#96 K-tunes RC F GT3 新田守男/高木真一
#777 D’station Vantage GT3 藤井 誠暢/マルコ・ソーレンセン/チャーリー・ファグ
 
また、SUPER GTタイヤ開発の責任者を務めるモータースポーツ開発1グループの安田恵直はこう話します。
「今大会、前評判では非常に高い気温が予想されていましたが20℃-40℃という幅広い温度域でタイヤ選択を行っています。GT500クラスでは開幕から1スペック持ち込みが多いという利点を活かした戦いもできましたし、ここ富士でも確実にポイントを獲得し、鈴鹿にむけて弾みをつけられればいいと思っています。
またGT300クラスの開幕戦ではここ数年結果に結びつけられておらず難しさを感じています。前回は新規参入してくれたアストンマーティンに対して配合の部分で歯車が狂ってしまった部分がありましたが今回は万全の体制で臨みたいと思います。GT300クラスでは優勝はもちろん全車ともに上位で争うことができるようサポートしていきたいと思います」
 
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