ダンロップモータースポーツ

【SUPER GT 2023 SERIES Round 2 予選レポート】

開催場所:富士スピードウェイ

開催日:2022年5月3日


 

開幕戦の天候が嘘だったかのような快晴に包まれた富士スピードウェイ。本日午後に行われた公式予選は非常に厳しい戦いになりました。GT500クラスはタイヤに熱が完全に入る前にアタックを余儀なくされてしまったため64号車はQ1敗退。GT300クラスでは公式練習3番手のタイムを出しながらもミッショントラブルによりマシンをピットに入れてしまった61号車も苦戦。しかし、Q1A組で気を吐いたのは大草りき選手(PONOS GAINER GT-R)が計測4周目からタイムアタックに入ると全体ベストを連発し1位でQ1を通過します。ダンロップ勢が大挙したB組でも富田竜一郎選手(GAINER TANAX GT-R)が会心の走りでQ1を通過します。Q2に進出したのはゲイナーの2台と60号車 Syntium LMcorsa GR Supra GTと96号車 K-tunes RC F GT3の計4台。期待のかかったQ2ですが気温が下がったこともあり十分なパフォーマンスを発揮できず11号車の7位が最高順位となりました。
 
≪GT500クラス≫
P.P. #100 STANLEY NSX-GT BS
2位 #19 WedsSport ADVAN GR Supra YH
3位 #16 ARTA MUGEN NSX-GT BS
14位 #64 Modulo NSX-GT DUNLOP
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/43785

 

 

 
#64 Modulo NSX-GT DUNLOP
伊沢拓也選手
「残念ながらQ1で敗退してしまいましたが、ある意味予想通りでもあります。決勝が450KMということもあり、持ちがいいタイヤを急遽持ってきてもらったので…。明日はそれがいい方向に働いてくれることを祈っています」
 
太田格之進選手
「練習から予選にかけてチームも車両を改善してくれました。予選のフィーリングは良かったのですが、タイヤが温まりきる前に予選が終わってしまった感じです。もう1周あればもっとタイムは上がっていたと思います。ロングライフに期待して明日は頑張っていこうと思います」 
 
 

 
≪GT300クラス≫
P.P. #56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R YH
2位 #31 apr LC500h GT BS
3位 #4  グッドスマイル 初音ミク AMG YH
7位 #11 GAINER TANAX GT-R DUNLOP
8位 #10 PONOS GAINER GT-R DUNLOP
10位 #96 K-tunes RC F GT3 DUNLOP
11位 #60 Syntium LMcorsa GR Supra GT DUNLOP
19位 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT DUNLOP
20位 #20 シェイドレーシング GR86 GT DUNLOP
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/43790
 

 
GT300クラス
#11 GAINER TANAX GT-R GT DUNLOP
富田竜一郎選手
「朝のフリー走行ではニュータイヤを使わなかったので、そのフィーリングが分からなかったんですがそこに合わせてこれたのが良かったですね。公式練習で課題としてみつけたものもほとんど改善できているので流れ的にはとてもいいです。また、予選になるとダンロップタイヤはその力を凄く発揮してくれるので、それにも助けられました。ただ、ウォームアップがうまくできなかったのが残念ですね。また、「他メーカーのタイヤのラバーが路面に乗ってくるとちょっと嫌な動きをしますね。明日は摩耗がどうなるのかが読めないのでなんとも言えませんが、自分たちのレースを淡々とできるように頑張ります」
 
石川京侍選手
「富田選手が予選までにきちんとマシンをセットしてくれたのでいい走りができたと思います。フリー走行のことを考えると、とてもよかったですね。決勝は秘策プランXをいつでも出せるように巧みなレースで上位を目指したいですね」
 
塩津佑介選手
「開幕戦から良くない流れの中にいたと思うんですね。それでも富田選手と石川選手のおかげで良い予選になりました。午前中見ていてロングは悪くなさそうなので決勝が凄く楽しみです」
 

 

ダンロップタイヤ開発責任者/安田恵直
「GT300クラスはQ1では躍進するのですが、Q2で落ち込んでしまうのが今年の課題のようです。ただ、ゲイナーの2台は午前の公式走行からみれば1発をしっかり出してくれたのは良かったです。ただ1発のあとのタイムが落ちるようなので、明日のロングランがどうなるか不安要素もあります。特に今回、リアタイヤは新しい金型のタイヤを投入しているので、それがどこまで持つかをしっかりデータとして持ち帰りたいですね。GT500クラスはロングラン用のタイヤを持ち込んできたので予選は当初からきついと思っていました。その分、レースでじわじわと上がっていければいいと思っています」
 
決勝は明日、5月4日(日)12:00からウォームアップ走行開始。13:30から450㎞のレースが幕を開けます。SUBARU公式チャンネル、もしくは衛星放送J-SPORTSチャンネルでご視聴可能です。ダンロップタイヤを装着して走る選手たちへの応援をぜひお願いします。

 

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