ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズ 第3戦

開催場所:スポーツランドSUGO

開催日:2025年6月15日(日)

ダンロップユーザーの最上位は9位の冨林選手


 
2025年6月15日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第3戦のプロフェッショナルシリーズ決勝がスポーツランドSUGOで行われました。出走台数は28台。使用するタイヤは二社から選ぶことができ、12人のドライバーがダンロップのハイ  グリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を選択しています。
 
天候は晴れ。13周の決勝は14時04分から行われ、予選7位のダンロップユーザー、冨林勇佑選手(504号車)が好スタート。同じくダンロップユーザーの予選最上位、予選5位の松井孝允選手(123号車)と他社製タイヤを使用する予選6位の小林利徠斗選手(199号車)を抜き、5位で1コーナーに進入します。冨林選手はポジションをキープしますが、SPコーナーで抜かれた際に大きく順位を下げ、8位で1周目を終了。ダンロップユーザーの最上位は6位の松井選手です。
 
上位5台がリードを広げる中、松井選手はペースが上がらず苦しい展開。2周目に7位、5周目に8位までポジションを下げると、9周目の終わりにピットへ戻り、レースを止めます。
 
冨林選手は3周目に9位にポジションダウン。苦しい展開ながらも9位を堅持し、松井選手のストップにより、9周目に8位へ浮上します。冨林選手は翌周、他社製タイヤを使用する吉田広樹選手(160号車)に抜かれ、9位に後退するも、後続の追い上げを振り切ってチェッカー。苦しいながらもポイントを獲得しました。
 
冨林選手に続くダンロップユーザーは11位の奥本隼士選手(89号車)。ランキングトップのダンロップユーザー、菅波冬悟選手(1号車)は13位と、ダンロップにとって苦しい結果になりました。
 
次戦は7月12日(土)~13日(日)、十勝スピードウェイで行われます。
 
■プロフェッショナルシリーズ第3戦 決勝 正式結果
1位    7      堤 優威(T by Two CABANA Racing)/BS
2位    121    蒲生尚弥(ネッツ兵庫レーシングチーム)/BS
3位    88     井口卓人(Team Takuty)/BS
4位    186    佐藤凌音(AVANTECH racing team)/BS
5位    293    岡本大地(KSM)/BS
6位    199    小林利徠斗(Nine WITH ARN RACING)/BS
7位    87     久保凜太郎(Team Takuty)/BS
8位    160    吉田広樹(GR Garage浦和美園with GB)/BS
9位    504    冨林勇佑(デルタモータースポーツ)/DUNLOP
10位   17     谷口信輝(K-one Racing Team)/BS
すべての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/59614
 
■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「予選も決勝もダンロップは苦戦しました。もともと把握していた課題ではあったのですが、それが顕著になってしまいました。
予選では、天候がしっかり雨になってしまい、なかなかきついと思っていたのですが、トップ10に2台のダンロップ使用ドライバーが入り、思ったより戦えました。SUGOの路面に合わせて戦ったドライバーがトップ10に入ったのだと思います。
決勝は真夏の炎天下となり、厳しい戦いとなりました。どこのチームもタイヤの内圧やクルマのセットなどを大幅に見直し、完走してもらいました。中でも冨林選手は、チームのセットとドライバーの走り方でタイヤをケアし、ポイントを獲得していただきました。DIREZZA β06を最大限使い切り得られた成果だと思いますので、感謝しています」
 

 
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