ダンロップモータースポーツ

GR86/BRZ Cup 第6戦 プロフェッショナルシリーズ 【決勝レポート】

開催場所:鈴鹿サーキット

開催日:2023年10月29日(日)


 
2023年10月29日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第6戦のプロフェッショナルシリーズ決勝が鈴鹿サーキットで行われました。出走台数は39台。
 
ダンロップは前戦からハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を投入。エントラントが使用するタイヤはダンロップを含め3メーカーからタイヤを選ぶことができ、今大会では13人のドライバーがβ06を選択しています。
 

  
天候は晴。8周の決勝は12時15分から行われ、予選1位のダンロップユーザー、菅波冬悟選手(10号車)が好スタート。トップをキープしてオープニングラップを終了します。予選6位のダンロップユーザー、伊東黎明選手(80号車)は7位。以下、8位の冨林勇佑選手(1号車)と続きます。
 
菅波選手は他社製タイヤを使用する堤 優威選手(7号車)からプレッシャーをかけられますが、3周目以降、周回を重ねる毎にリードを拡大。堤選手は3位の選手に攻め立てられるようになり、菅波選手に有利な展開です。
 

 
菅波選手のペースは衰えることなく、堤選手に1秒差をつけてチェッカー。うれしい今シーズンの初優勝で、ダンロップにとっては前戦に続く2連勝となりました。
 
レース後、5位でチェッカーを受けた選手にペナルティが与えられたため、菅波選手に続くダンロップユーザーは5位の冨林選手。冨林選手は予選10位から5台抜きの追い上げを見せました。また、伊東選手は混戦の中、上位を狙いますが、6周目に大きくポジションダウン。正式結果は8位となりました。
 
次戦は11月25日(土)~26日(日)、富士スピードウェイで行われます。
 

 
プロフェッショナルシリーズ第6戦 決勝 正式結果
1位 10 菅波冬悟 (OTG MOTOR SPORTS) / DUNLOP
2位 7  堤 優威 (T by Two CABANA Racing) / BS
3位 121 蒲生尚弥 (ネッツ兵庫レーシングチーム) / BS
4位 88 井口卓人 (Team Takuty) / BS
5位 1  冨林勇佑 (デルタモータースポーツ) / DUNLOP
6位 18 中山雄一 (IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) / BS
7位 87 久保凜太郎 (Team Takuty) / BS
8位 80 伊東黎明 (OTG MOTOR SPORTS) / DUNLOP
9位 160 吉田広樹 (埼玉トヨペットGreen Brave) / BS
10位 98 元嶋佑弥 (DTEC TEAM MASTER ONE) / BS
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■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 小川貴臣(GR86/BRZ Cup担当)
金曜日の専有走行の時点では、他社に結構差が開けられているような状態だったのですが、併催レースの影響で路面がいろいろと変わり、土曜日に路面がリセットされたような状態となり、戦えるレベルに戻ったと思います。予選は他社とほぼ同等ぐらいのレベルで、菅波選手が一発のタイムを決めて、ポールポジションがとれたので非常に良かったと思います。
 
去年から使っていた旧モデルではかなり差を空けられていたのですが、決勝ではペースの落ち込みもだいぶ小さくおさえられ、戦えるタイヤになったと思います。その中で、少し負けている部分があるところを、チームとドライバーがうまくカバーし、ロングランをもつようにしていただきました。優勝することができ、本当に感謝しています」
 

 

 

 
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