開催場所:岡山国際サーキット
開催日:2023年9月10日(日)
2023年9月10日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第5戦のプロフェッショナルシリーズ決勝が岡山国際サーキットで行われました。出走台数は39台。
ダンロップは今大会からハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を投入。エントラントが使用するタイヤはダンロップを含め、3メーカーからタイヤを選ぶことができ、12人のドライバーがDIREZZA β06を選択しています。
天候は曇。決勝は13時15分から12周で行われ、予選1位のダンロップユーザー、菅波冬悟選手(10号車)が順当なスタート。同じダンロップユーザーの予選2位、松井孝允選手(123号車)を従えて1コーナーに進入します。後方では予選4位のダンロップユーザー、小河諒選手(60号車)が他社製タイヤを使用する予選3位の井口卓人選手(88号車)をパス。3位に上がります。
しかし2周目、下位集団で多重クラッシュが発生。2周目にセーフティカー(SC)が導入されると、3周目に赤旗が提示され、レースは中断となります。約30分の中断の後、ピットロードに並んでいた隊列がコースイン。2周のSC先導の後、6周目からレース再開となります。
6周目終了時の上位の顔ぶれは赤旗終了前と同様。ダンロップユーザーの菅波選手、松井選手、小河選手がトップ3を形成し、3人に続くダンロップユーザーは、8位の伊東黎明選手(80号車)です。菅波選手は松井選手を引き離すことができず、コンマ4秒ほどの差で周回。後続のマシンも近づいており、1位から7位までのマシンが先頭集団を形成します。
しかし、10周目にトップ2台の差が詰まるようになり、翌周に松井選手が菅波選手をパスすると、トップをキープしてチェッカー。松井選手が今季初優勝をあげました。2位は菅波選手、3位は小河選手で、ダンロップユーザーのワンツースリーという好結果に。小河選手に続くダンロップユーザーは8位の伊東選手です。
次戦は10月28日(土)~29日(日)、鈴鹿サーキットで行われます。
プロフェッショナルシリーズ第5戦 決勝 正式結果
1位 123 松井孝允(NETZ TOYAMA Racing)/DUNLOP
2位 10 菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS)/DUNLOP
3位 60 小河 諒(OTG MOTOR SPORTS)/DUNLOP
4位 88 井口卓人(Team Takuty)/BS
5位 160 吉田広樹(埼玉トヨペットGreen Brave)/BS
6位 87 久保凛太郎(Team Takuty)/BS
7位 7 堤 優威(T by Two CABANA Racing)/BS
8位 80 伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS)/DUNLOP
9位 293 岡本大地(KSM)/BS
10位 18 中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM)/BS
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住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 斉脇 泉
「今回新しいDIREZZA β06というタイヤを初めて投入して、良い結果がでました。いきなりの実戦投入となったのですが、内圧調整から、タイヤの美味しいところを引き出すためにいろいろやってくれたチームとドライバー、関係者の方のおかげで、こういう結果を出せたと思います。今回のタイヤはDIREZZA β05で課題だったロングラン性能を上げ、決勝でできるだけペースが落ちないことを狙っていたのですが、ピークを上げつつ、もちを良くするのも狙っていました。今回予選でワンツーを取れ、決勝もワンツースリーのポジションを維持できたので、タイヤの正常進化を確認できました。非常に満足しています」
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