2023年9月10日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第5戦のクラブマンシリーズ決勝が岡山国際サーキットで行われました。出走台数は40台。ダンロップはハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP（ディレッツァ ズィースリー カップ）を全エントラントに供給しています。
　

　
天候は曇。決勝は10時から12周で行われ、予選1位の吉田隆ノ介選手（61号車）が順当なスタート。すぐ後ろでは同2位の大西隆生選手（557号車）が出遅れ、予選3位の松井宏太選手（125号車）が2位に上がっています。
　
吉田選手のペースはスタート直後から良好。松井選手に1秒018差をつけ、オープニングラップを終了します。3位は大西選手で、以下、Ken Alex選手（339号車）、咲川めり選手（6号車）、古田樹選手（93号車）と続きます。
　

　
吉田選手は松井選手とのギャップを広げるべく、猛プッシュ。2周目に1分51秒446のファステストラップをマークし、リードを広げていきます。4周目に1秒585差だった両選手の差は、5周目に2秒019、9周目に3秒168まで拡大。松井選手と大西選手の間隔も開いており、吉田選手のポールトゥウィンが濃厚となります。
　

　
吉田選手は最後まで集中力を切らさずトップチェッカー。前戦に引き続き、ポールポジション、ファステストラップ、優勝とパーフェクトウィンを達成しました。
　

　
3位は手堅くポジションを守った大西選手で、以下、Ken Alex選手、咲川選手、山崎竜生選手（33号車）という順。終盤、咲川選手と山崎選手のバトルが白熱しますが、咲川選手がベテランの意地を見せ、ポジションを守り抜きました。
第6戦は10月28日～29日、鈴鹿サーキットで行われます。
　
クラブマンシリーズ第5戦 決勝 正式結果
1位 61 吉田隆ノ介(KOTA RACING)
2位 125 松井宏太(TEAM SAMURAI)
3位 557 大西隆生(オートバックス with G-7AUTOSERVICE)
4位 339 Ken Alex(KOTA RACING)
5位 6 咲川めり(Team Generations)
6位 33 山崎竜生(広島トヨタGR Garage)
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決勝1位ドライバーコメント
1位 61 吉田隆ノ介（KOTA RACING）
「予選がうまくいったのが大きく、1番グリッドから普通にスタートできました。2番の大西選手がちょっとミスってしまったみたいで、1コーナーに入るまで後ろとの差ができました。ブロックラインをとる必要もなく、あとは淡々と自分の走りをするだけとなり、後ろとの差を広げるきっかけとなりました。最後まで何があるかわからないので、暑い中でも窓は閉めたままでした。ちょっと意識がもうろうとしながらも、最後まで差を広げようと一生懸命走りました。松井選手とのポイント差も縮まったと思うので、チャンピオンを目指して頑張りたいと思います」
　

　

　

　

　
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