ダンロップモータースポーツ

GR86/BRZ Cup 第2戦 プロフェッショナルシリーズ 【決勝レポート】

開催場所:オートポリス

開催日:2023年6月11日

2023年6月11日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第2戦のプロフェッショナルシリーズ決勝(10周)がオートポリスで行われ、ポールポジションからスタートしたダンロップユーザー、伊東黎明選手(80号車)は6位。優勝は競合他社のタイヤを使用する井口卓人選手(88号車)です。

出走台数は32台。タイヤはダンロップを含む3メーカーから選択可能で、9名の選手がハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β05(ディレッツァ ベータゼロゴー)を使用しています。

決勝時の天候は曇。雨が降るかどうか、かなり微妙なタイミングでしたが、ドライコンディションでレースは行われました。14時35分、32台のGR86とBRZがスタート。伊東選手は1コーナーで競合他社のタイヤを使用する予選2位の平良響選手(199号車)に並ばれるも、何とか抑えきり、トップでオープニングラップを終了します。他のダンロップユーザーでは冨林勇佑選手(1号車)が8位、菅波冬悟選手(10号車)が12位。

伊東選手は後続を引き離そうとプッシュしますが、平良選手のペースが上回り、苦しい展開。コンマ5秒以下のわずかな差で周回を重ねます。5周目、伊東選手は平良選手に抜かれると、井口選手にも抜かれ、3位に後退。不利な状況にあることは明らかで、7周目に4位、9周目に5位、さらにファイナルラップでも順位を下げて、6位フィニッシュ。ポールポジションの優位性を活かすことができませんでした。

伊東選手に次ぐダンロップユーザーはトップ10圏内を守り切った8位の冨林選手。以下、13位の菅波選手、14位の小河諒選手(60号車)、15位の宗藤昌太朗選手(550号車)、16位の服部尚貴選手(70号車)となっています。


 

 
プロフェッショナルシリーズ第2戦 決勝 正式結果
1位   88   井口卓人 (Team Takuty) BS
2位 199   平良 響 (Nine WITH ARN RACING) BS
3位   97   高橋知己(DTEC TEAM MASTER ONE) BS
4位   18   中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) BS
5位   11   脇阪寿一(ASSO MOTOR SPORTS) BS
6位   80   伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS) DUNLOP
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住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部
小川貴臣(GR86/BRZ Cup担当)
「GR86/BRZ Cup初開催のオートポリス、日曜日に予選と決勝を行う1日開催、また天候にもかなり左右され、難しいレースとなりました。予選では伊東選手が本当にうまくまとめていただき、接戦の中、ポールポジションを獲ってくれました。非常にありがたいと思っています。ただ、レースになると今までの状況と同じで、長く荷重がかかるコーナーでは、競合他社に負けている部分があり、苦しいところです。一発の速さは同等ということがわかったのは良かった点なので、課題になっているロング走行時のタレをなんとか改善していきたいと思います」

第3戦は7月22日(土)~23日(日)、モビリティリゾートもてぎで行われます。

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