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2010 D1 GP 第4戦 岡山 レポート



富士でトラブルのでたミッション

車両について
 前戦は・・・涙々のミッショントラブル・・・。
 この雪辱を果たす為にもっ!今回はマシンを全て見直したッス。
 富士で頑張ってくれた野村さんに恩返しをしなければ!今回は絶対にノントラブルで終え、皆で笑って帰るのだーっ!!ミッションのオーバーホールは勿論、少しでも不安が残る部分は徹底的に点検、修正して、時間の許す限り全力を尽くして作業を行ったッス!!
 前回のミッション不具合の原因は4速ギアとセレクターリングにあり・・・共にドグ歯がダメになっていました。さすがにこればかりは消耗品と割り切り・・・今後も定期的な点検作業が必須となります。(最終戦の前にもう一度開けるぞー!)
 岡山国際サーキットもオートポリスや富士と同じように直線が長く、馬力はあればあるだけ楽になります。よって、エンジン仕様はパワー重視のままで行き、ファイナルも富士と同じ3.545を使用して、一つ一つのギアをワイドに使えるセットアップで挑みました!

エンジンの仕様は富士のまま

25日(金)練習走行日
 初日の練習走行はマシンのセットアップに全力を注ぎます。今回のギア比は岡山では初めての試みだったので、早急に見極めを行う必要がありました。幸いにも初回の走行枠はドライコンディションで走行できたので、ギア比の確認を完璧に行うことができ・・・野村さんからは「おや?ピシャリだねぇ」と!!
 これはまさに計算通り!
 野村さんは「換えるのが面倒臭かっただけでしょ?」って言っていましたが・・・そんなことはありません。これで4速7400rpm進入ができるようになり、車速も昨年のギア比よりも10km/h近く上げることができるハズ!?足まわりのセットアップも上々で、今回も早い段階でマシンを仕上げることができました!

デモランで見事1位!

26日(土)第4戦予選日
 第4戦からの新しい試みとして、通常の予選終了後にシード選手も2本の単走(予選日のファンサービスであり、あくまでもデモラン)を走ることになりました。これにより、翌日の決勝での審査基準やボーダーラインが明確になり、チームとしても後々の作戦が立て易くなります。又、本番の1回戦単走の予行練習にもなるので、結果的に野村さんの精神的なゆとりにも繋がりました。(たぶん)
 ウェット路面の練習走行から終始安定した走りを見せていた野村さんは、単走2本のデモランを確実に走り切り、見事に1位を獲得っ!進入スピードもトップレベルだったので、このまま行けば翌日の決勝でも1回戦突破は余裕な予感♪ 
 その夜、気を良くした我々がついつい盛り上がり過ぎてしまったのは、いつものパターン・・・でした(反省)
27日(日)第4戦決勝
 降水確率100%の予報を覆し、雨は朝から上がりました。瞬く間に晴れ間が広がり、予想に反して決勝日はドライコンディションでの戦いとなりました。各チームとも雨のセットアップで合わせており、路面の変化にどこまで対応できるか?と言うことが勝負のわかれ道になりました。

決勝日朝の練習走行後マシンをチェックします
1回戦単走
 僕らのマシンはドライでもウェットでも、セットアップは殆ど変わりません。基本的にはタイヤの空気圧の微調整だけなので、路面コンディションの変化にも素早く対応できます。1回戦が始まる前に路面は完全に回復しましたが、野村さんはとてもリラックスしているので心配は無用でしょう。
 1本目、まずはコース内に収まることを第一優先としました。あまり無理をしてコースアウトしてしまったら元も子もないので、しっかりと確実に走り切ります。

 あべ:「とりあえず飛び出ないようにー」
 のむ:「はいはい、わかりましたよー(怒)」
 無難な走りではありましたが、99.4点を獲得して暫定10位となり、この時点でベスト16進出が確定となりました。
 のむ:「いやぁ、ボチボチ過ぎたかなぁ」
 あべ:「まぁまぁまぁ、とりあえずベスト16は確定したので、次はガッツリ行きましょう!」

 2本目は更に上を目指し、角度を付けた派手な走りを狙いましたが・・・残念ながらスピン。
 のむ:「すんません、やり過ぎました・・・。」
 あべ:「まぁまぁまぁ、惜しかったですねぇ」

 結局、そのままの順位でベスト16進出となりました(笑)

時田選手とのサドンデスでタイヤ交換
追走トーナメントベスト16
 ベスト16初戦は時田選手との対戦です。700psオーバーの時田選手の車に離されない為にも、ここからはハイブーストに切り替えます。
 1本目、野村さんは後追いからのスタートです。4速全開からほぼ同時に振り出し、1コーナーからインに入り込みます。2コーナーのアプローチに掛けて若干オーバーランをしてしまった野村さんでしたが(汗)幸いにもそれほどの減点を取られませんでした。同時振りと距離を評価された野村さんは若干のアドバンテージを獲得です。
 あべ:「2コーナー、何が起こったんですか???」
 のむ:「いやいや・・・色々と訳ありで・・・。プリっと行ってしまったバイ」

 入れ替えて2本目、野村さんの先行では時田選手も同じように同時振りを披露し、野村さんのインに食い込みます。ここはアドバンテージ時田選手となり・・・勝負はサドンデスに突入です。
 サドンデス1本目、野村さんは先程と同じように同時振りを披露しますが、入れ替え後の時田選手も負けずに同時振りで応戦し、ここでも勝負は付きません。

 あべ:「野村さん、タイヤ大丈夫ですかね??」
 のむ:「うーん、渋谷君ちょっと見てー」
 しぶ:「あ、あ、やばいッス、つるつるッス。換えましょう!」

 ここでタイヤ交換に入った我々を見て、時田選手もタイヤ交換に入ります。
 両者タイヤ交換を終え、勝敗は2本目のサドンデスに委ねられました。
 直線で若干空転させてしまったと言う野村さんは、更に振り出しでも左リアを車半分程ダートに落してしまいます。その結果、時田選手に近付き過ぎてしまい・・・1コーナーでイン側の減点ラインに乗ってしまいました。ここはアドバンテージ時田選手です。
 もう野村さんに後はありません。先行の野村さんは完璧な走りを見せますが、時田選手も負けずに同時振りで食らい付きます。結局、後追い時のアドバンテージを覆すことができず・・・残念ながらここで敗退となってしまいました。

次戦エビスも頑張ります!

第4戦総括
 今回は残念ながらベスト16で敗退してしまいましたが、3日間通して無事にノントラブルで終えることができました。野村さんにも前戦の恩返しができたので(涙)、チームとしては100点の仕事ができたと思います。車が完璧な状態であれば、野村さんも最後まで気持ち良く走ることができます。D1という競技は成績も勿論大事ですが、ファンを含め関わっている人達全てが最後まで笑顔でいられることがもっと大切だと思っています。
 次戦エビスは恐怖のデュアルファイナルズなので、何が起こるかわかりません。もう一度車を全て見直し、真夏の戦いも笑顔で終えられるように全力で頑張りますので、応援宜しくお願いします!!