今年もダンロップは乳がんの早期発見・早期治療を推進する「ピンクリボン運動」を応援すべくDUNLOPロゴマークを黄色からピンク色にすることで乳がん啓発活動をサポート。2戦連続のWポールポジションで臨むこととなったオートポリスラウンド。レースは既報の通り、もてぎの土曜のレースがハーフウェイトとなるため、本大会でのSW(サクセスウェイト)はフルウェイト。ウェイトの軽い車両にとっては上位を狙う最後のチャンスです。タイヤへの負荷が高いここオートポリス。しかも3時間という非常に過酷なフォーマット。レースはSCが2度も導入される荒れたレースとなりました。
■ピックアップに課題を抱えて…
事前から予想はされていたものの、やはりここオートポリスで課題となったのはピックアップでした。路面に落ちているタイヤクズ、前の車両から引きちぎれたタイヤカスが自車のタイヤに張り付いてしまい取れなくなる現象です。このピックアップが発生すると路面への接地面積は減少し、タイヤの性能をまともに引き出すことができなくなります。このピックアップがレース前のウォームアップから顔を出し始めます。クリアラップが取れればすぐに剥がれてくれるのですが、GT300クラスと混走していると状況はさらに悪化するといいます。
スタートドライバーを任されたイゴール・オオムラ・フラガ選手。スタートからしっかりとディスタンスを構築。2周目にはこの日のベストラップとなる1分36秒783をマークします。しかし、スティント後半になると後続がじわじわと距離を詰めてきます。それでも、1度抜かれても首位へ返り咲き、また抜かれてもまたトップへ戻る展開。1度目のピットタイミングではSC明けすぐにイゴール選手を呼び戻すかと思いきや、数周引っ張ってからボックスの指示。タイヤのウォームアップの差があらわれ順位を大きく下げてしまいます。すると、集団の中に入るとピックアップ問題が顕著に表れます。タイヤのピークグリップは得られず、摩耗も激しく進み始めます。その後、大草選手に代わってもこの状況は悪化する一方。悔しくも12位でレースを終えることとなりました。