「YMSギョウダレーシング」は「YMS（イエローハットモータースポーツ）」をはじめとする、イエローハットの店舗を複数運営する株式会社イングスジャパンが運営母体のチーム。YMSはモータースポーツに特化した店舗で、館林店（群馬県）の他、行田店（埼玉県）、幸手上高野店（埼玉県）の3店舗を運営中です。同社の代表取締役社長を務める、栃本良二さんにチームのプロフィールをうかがいました。
　
「YMSギョウダレーシングは今年、もてぎと富士の2戦に出場しています。レースに出場する目的は私が好きだからで、私自身、AE86のN1レースに出場し、何度かチャンピオンを獲得したこともあります。その後、86/BRZ Raceにも参戦し、私や社員が出場していたのですが、新型が出たということで、GR86を購入。でも、ドライバーがいなくて、オーディションを行った結果、子供の頃からよく知っていて、カート経験のある佐々木藍咲選手（153号車）に乗ってもらうことになりました。速くなりたい、勝ちたいという思いが人一倍強いドライバーで、期待できるレベルになったと思います。吉田政美選手（75号車）は同級生で友人。現地で手伝いながら戦っています」（栃本さん）。
　

　

　
近場のみ参戦してきたYMSギョウダレーシングにとって、今回が最終戦。富士大会の結果をもとに、来年の参戦計画を立てることになっており、チームにとって非常に重要な一戦です。佐々木選手は予選B組に出場し、堂々の予選15位（29番グリッド）を獲得すると、決勝は34位でフィニッシュ。目標のシングルは達成できなかったものの、67台もの大量エントリーを集めた富士大会で、最後まで走り切り、チェッカーを受けることができました。一方、吉田選手は惜しくも決勝進出を逃し、コンソレーションレースに出場。4位でフィニッシュしました。2026年もYMSギョウダレーシングのモータースポーツ活動にご注目ください。
　　　

　

　

　 
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