ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズ 第2戦

開催場所:オートポリス

開催日:2024年6月16日


 
2024年6月16日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第2戦のプロフェッショナルシリーズ決勝がオートポリスで行われました。出走台数は29台。使用するタイヤは3メーカーから選ぶことができ、10人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を選択しています。
 
日曜日の天候は晴。第2戦は予選と決勝を1日で行う1DAYレースのため、決勝は予選から約4時間のインターバルを挟んで行われました。
 
14時に10周の決勝レースがスタート。予選1位のダンロップユーザー、菅波冬悟選手(10号車)がトップをキープしてオープニングラップを終了します。
 

  
後続は大混戦で、予選2位のダンロップユーザー、冨林勇佑選手(504号車)が8位にポジションダウン。2位には他社製タイヤを使用する予選6位の堤優威選手(7号車)、3位には予選5位のダンロップユーザー、近藤翼選手(906号車)が上がっています。
 
序盤はトップ菅波選手と堤選手が3位以下を引き離していく展開。スタート直後のペースは菅波選手の方が速く、2周目の2台の差は1秒685まで広がりますが、その後は堤選手のペースが逆転。じわじわと菅波選手に接近し、7周目にはコンマ8秒まで縮まります。
 

  
翌8周目にはコンマ4秒差となり、テールトゥノーズに。残り3周の緊張感あふれるバトルが続きますが、菅波選手が隙を見せずにトップチェッカー。開幕戦2位の雪辱を果たし、今季初優勝を記録しました。
 
2位は堤選手で、3位はポジションを守り切った近藤選手。近藤選手は久々のGR86/BRZ Cup参戦にも関わらず、表彰台を獲得しました。4位は他社製タイヤを使用する蒲生尚弥選手(121号車)。5位はダンロップユーザーの小河諒選手(60号車)で、冨林選手(504号車)は8位でした。

次戦は7月13日(土)~14日(日)、富士スピードウェイで行われます。
 
■プロフェッショナルシリーズ第2戦 決勝 正式結果
1位 10 菅波冬悟 (OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
2位 7 堤 優威(T by Two CABANA Racing) /BS
3位 906 近藤 翼(RECARO RACING TEAM) /DUNLOP
4位 121 蒲生尚弥 (ネッツ兵庫レーシングチーム) /BS
5位 60 小河 諒(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
6位 1 井口卓人 (Team Takuty) /BS
7位 80 伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
8位 504 冨林勇佑 (デルタモータースポーツ) /DUNLOP
9位 293 岡本大地(KSM) /BS
10位 70 服部尚貴(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
すべての結果はこちら
 

■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「勝ってほしいと前々から思っていて、昨日は不安でなかなか眠れませんでした。今週、菅波選手の調子が良く、ペースを維持して走ってくれたことで、優勝につながりました。非常に安心しています。昨日の練習走行時、曇の時は結構いいペースで走れていたので、事前の予報通りならしんどい戦いになると思っていました。少し涼しくなってくれて、天候に恵まれたと思っています。去年からロングラン時の性能低下が課題で、そこを一生懸命改善してきたことで、結果に結びついたと思います」
 

 

 

 

     
 

 
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