開催場所:岡山国際サーキット
開催日:2022年11月19日
2022年11月19日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第5戦のプロフェッショナルシリーズ決勝(12周)が岡山国際サーキットで行われました。出走台数は36台。同シリーズではタイヤメーカー3社のタイヤが承認されており、ダンロップはハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β05(ディレッツァ ベータゼロゴー)をエントラントに販売、供給しています。
土曜日の天候は晴。第5戦の決勝は14時50分から行われました。スタートで他社製タイヤを使用する、予選2位の阪口良平選手(700号車)が出遅れ。これにより、ダンロップユーザーの予選3位、冨林勇佑選手(504号車)と、同じく予選4位の松井孝允選手(123号車)がそれぞれ2位と3位に浮上。1周目のホームストレートに戻ってきます。
トップは他社製タイヤを使用する、予選1位の吉田広樹選手(160号車)。序盤こそ、吉田選手が1秒以上のリードを広げますが、3周目から冨林選手のペースが吉田選手を上回り、レース中盤にはコンマ5秒まで接近。冨林選手は吉田選手に仕掛けるタイミングを探ります。
しかし、レース後半には吉田選手が再び冨林選手との差を広げ、そのまま逃げ切り。冨林選手は0秒932差の2位でチェッカーを受けました。3位は松井選手で、ランキングトップのダンロップユーザー、伊東黎明選手(80号車)は6位。この結果により、冨林選手と伊東選手が同点でランキングトップとなり、松井選手が3位に。ランキング1位から3位をダンロップユーザーが占め、明日の第6戦にのぞむことになりました。
■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 小川貴臣(GR86/BRZ Cup担当)
「2位と3位の表彰台をとることができて、良かったと思います。前戦、鈴鹿の時からロング走行時の課題はあって、今回も心配はしていたのですが、トップ集団同士、あまりバトルがなかったので、自分のペースで比較的走れたので、最後まで性能が落ちずに、もたせてくれたのかなと思います。ただ、中団以降はどうしてもバトルがいっぱいあって、そこでタイヤをつかってしまい、厳しくなったというコメントはいただきました」
■プロフェッショナルシリーズ第5戦 決勝 正式結果
1位 160 吉田広樹 (埼玉トヨペットGreen Brave) BS
2位 504 冨林勇佑 (デルタモータースポーツ) DUNLOP
3位 123 松井孝允(NETZ TOYAMA Racing) DUNLOP
4位 34 佐々木雅弘(オグラクラッチwithレボリューション) BS
5位 121 蒲生尚弥(ネッツ兵庫レーシングチーム) BS
6位 80 伊東黎明 (OTG MOTOR SPORTS) DUNLOP
7位 7 堤 優威 (T by Two CABANA Racing) BS
8位 98 元嶋佑弥 (DTEC TEAM MASTER ONE) BS
9位 70 服部尚貴 (OTG MOTOR SPORTS) DUNLOP
10位 988 井口卓人(Team Takuty) BS
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