FIA-F4選手権 第12戦【リザルト・レポート】オートポリス

2022/10/02

昨日に引き続き、大分県のオートポリスで開催されたFIA-F4選手権。今朝も定刻の8:30からレースの火ぶたが切って落とされました。

ここまで全7勝を挙げ、タイトル奪取に向けて一気に畳みかけたい小出峻選手とそれをなんとか阻止したい三井優介選手。予選でその間に割って入ったトヨタ育成枠のエース荒川麟選手の三つ巴のレースになるという予想の中でスタート進行へと進ました。しかし、サイキングラップで8番手スタートの小林利徠斗選手がオイルを撒いてしまい1コーナーでマシンを停止。アウト側(偶数列)のグリッド上はオイル処理が必要な状態になっていまいます。これを受けてレースは1周減算でSC先導スタートが決定されます。そして2周目にSCが退去すると3周目からレースがスタート。余裕を持ったスタートから2位荒川選手をジリジリと引き離す小出選手。

一方、チャンピオン争いでどうしても前に行きたい三井選手は逆に4番手の岩澤優吾選手にプレッシャーを受けてしまいます。後方ではインディペンデントカップでトップを争うDRAGON選手とHIROBON選手。しかし、6周目の第1ヘアピンでオーバーオールクラスの選手がHIROBON選手と接触していまいます。この接触でHIROBON選手はスピンアウト。トップ争いから脱落してしまします。オーバーオールは大きな順位の入れ替えは起こらず、小出選手は荒川選手に最大3.9秒の大差をつけての圧勝でチェッカーを受けました。これで小出選手と三井選手のポイント差は14ポイントまで広がりました。

全てのリザルトはFIA-F4ページをご覧ください。
https://mos.dunlop.co.jp/fiaf4