ダンロップモータースポーツ

GR86/BRZ Cup 第4戦 プロフェッショナルシリーズ 【決勝レポート】

開催場所:十勝スピードウェイ

開催日:2023年8月20日(日)


 
2023年8月20日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第4戦のプロフェッショナルシリーズ決勝が十勝スピードウェイで行われ、8位の菅波冬悟選手(10号車)がダンロップユーザーの最上位を獲得。優勝は他社製タイヤを使用する堤優威選手(7号車)です。
 
出走台数は32台。プロフェッショナルシリーズでは、使用するタイヤを3メーカーから選ぶことができ、10人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β05(ディレッツァ ベータゼロゴー)を選択しています。
 
天候は曇。直前まで降っていた雨はやみ、路面が急速に回復していく中でのレースに。14周の決勝は12時03分から行われ、スタート直後の混戦の中でダンロップユーザーの冨林勇佑選手(1号車)が予選14位からジャンプアップ。7位でオープニングラップを終了します。冨林選手に続くダンロップユーザーは10位の菅波冬悟選手(10号車)です。
 

 
冨林選手は他社製タイヤを使用するライバルと激しい攻防を展開。5周目に6位までポジションを上げます。しかし、レース中盤から後続の追い上げにあい、6周目に7位、10周目に8位までポジションダウン。11周目、車両トラブルによりピットに入り、29位でレースを終えています。
 
また、菅波選手は2周目に後続に抜かれ、11位となりますが、ポイント圏内(10位以内)を目指して粘り強く走行。11周目に10位に上がると、ポジションをキープしてチェッカー。レース後、上位2人の選手にペナルティが与えられたため、菅波選手の正式結果は8位となり、ポイントを獲得しました。
 
菅波選手に続くダンロップユーザーは、12位の宗藤昌太朗選手(550号車)。以下、15位の服部尚貴選手(70号車)、16位の小河諒選手(60号車)と続いています。
次戦は9月9日(土)~10日(日)、岡山国際サーキットで行われます。
 

 
プロフェッショナルシリーズ第4戦 決勝 正式結果
1位 7 堤 優威(T by Two CABANA Racing) BS
2位 199 平良 響(Nine WITH ARN RACING) BS
3位 18 中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) BS
4位 98 元嶋佑弥(DTEC TEAM MASTER ONE) BS
5位 160 吉田広樹 (埼玉トヨペットGreen Brave) BS
6位 88 井口卓人(Team Takuty) BS
7位 293 岡本大地(KSM) BS
8位 10 菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) DUNLOP
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住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部
小川貴臣(GR86/BRZ Cup担当)
「予選はドライのコンディションだったのですが、ここ十勝は路面のμが低いこともあり、タイヤと合ってなかったという感じがあります。決勝はちょっと難しいコンディションになりましたが、ウェットからどんどんドライアップしていくという路面の中で、チームごとに内圧の狙いに差があり、前半速いところ、後半までもったところとそういう差は見えてきたかなと思います。後半、他社製のタイヤと遜色ないペースで走れていたところはあったので、路面温度とコンディション的には十分戦えるところにあったと思います。ポイントをなんとか取れ、良かったと思います。次戦から新しい「DIREZZA β06(ベータゼロロク)」が使えるようになります。今回の練習走行でも試して、ポテンシャルが上がっているということを確認いただきました。上位を取り返せるように引き続き頑張っていきます」
 

 

 
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