ダンロップモータースポーツ

【レポート】SUPER GT 第7戦 予選 – AUTOPOLIS GT 3Hours RACE

開催場所:オートポリス

開催日:2024年10月20日(日)


 
前日の雷雨のためスケジュールが日曜へと変更された第7戦オートポリスの公式予選。朝8時からGT300クラス、GT500クラスともに30分間の計時予選で行われることが決まりました。しかし、そんなオートポリスは朝から濃霧に包まれ、数十m先も見えないほど。 朝7時の段階でコースほぼ全域を霧が視界を遮ります。コースイン5分前を迎えると、標高の低い区間は視界が改善。しかし、ストレートの視界は悪いまま…。
 
エントラントの中からは不安の声も囁かれましたがGTAはコースインを指示します。すると、一気に視界は開け予選アタックモードに。ただし、路面はウェットから徐々にドライアップしていくコンディション。路面温度も低く、ほぼ全車がレインタイヤでコースインします。すると数周もしないうちに各車ピットへ戻りスリックタイヤへと履き替えアタックへと出ていきます。GT300のダンロップ勢では61号車が好位置につける展開。しかし、予選終了5分前にコースアウトした車両を救出するために赤旗中断。これでGT300公式予選は残り3分で再開されます。ここまで下位に沈んでいるチームは残り3分でアタックへ!すると路面が良くなった路面で各車一気にタイムアップ。ダンロップ勢では777号車が3番手タイムを記録。96号車が6番手で続きます。
 
一方、GT500クラスは序盤から中盤にかけてシビックタイプR GT勢が予選を掌握。64号車は早々にレインからスリックにタイヤ交換を行いますが、スリックの温めに時間をかけてしまいます。ステアリングを任された伊沢拓也選手は10周もの時間をかけてタイヤを温めアタックへ。残り5分を残して3番手タイムを記録します。しかし、終盤にかけてできあがった路面でトヨタ勢と日産勢が一気に攻勢をかけます。この結果、64号車は15番手まで順位を落とすことに。決勝は後方から上位を目指して戦うこととなりました。
 
≪GT500クラス≫
P.P. #24 リアライズコーポレーション /YH
2位 #23 MOTUL AUTECH Z /BS
3位 #14 ENEOS X PRIME GR Supra /BS
6位 #64 Modulo CIVIC TYPE R-GT /DUNLOP
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/55979
 
#64 Modulo CIVIC TYPE R-GT
伊沢拓也選手
「結果的にはタイヤを途中で変えられれば良かったんですが、その選択をミスしてしまいました。レースは3時間なので、いろいろ作戦を考えて臨みたいと思います」
 

 
≪GT300クラス≫
P.P. #6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI /YH
2位 #56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R /YH
3位 #777 D’station Vantage GT3 /DUNLOP
6位 #96 K-tunes RC F GT3 /DUNLOP
13位 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT /DUNLOP
18位 #60 Syntium LMcorsa GR Supra GT /DUNLOP
23位 #11 GAINER TANAX Z /DUNLOP
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/supergt/55987
 
#777 D’station Vantage GT3
藤井誠暢選手
「難しいコンディションで、早々にスリックに交換しました。ダンロップタイヤはダンプコンディションにも強いので、途中タイヤをもう1セット交換し、赤旗後も残り2周できっちりタイムを出せました。オートポリスの3時間はちょっと読めないんですが、タイヤの摩耗との戦いになると思いますので全力を尽くして頑張りたいと思います」

 

 

ダンロップタイヤ開発責任者/川端宏志
「ちょっと厳しい予選になってしまいました。温まりが足りなかったです。もう1セットいければもうちょっとタイムは伸びたと思います。決勝はまだ読めませんがテストのときのパフォーマンスをどれだけ出せるかの勝負になると思います」
 
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