【プレビュー】SUPER GT 2023シリーズ第4戦 – 富士スピードウェイ

開催場所：富士スピードウェイ

開催日：2023年8月5日−6日

約2ヶ月間を経て開催される真夏のSUPER GT第4戦。会場は灼熱の富士スピードウェイです。フォーマットは前戦同様450㎞の長距離決戦。後半戦を前にサクセスウェイトが結果に与える影響はどんどんと大きくなってきます。特に夏場の450㎞フォーマットはタイヤにかかる負荷が想定以上になることも…。勝負におけるタイヤのウェイトが大きくなってきます。この2ヶ月のインターバルの間に、公式タイヤテストが実施され多くのデータが蓄積されました。ダンロップタイヤも後半戦に向け、さらなる新スペックのタイヤを投入し、全力でダンロップタイヤ装着車両をバックアップしていきます。

　
≪GT500≫

64 Modulo NSX-GT 伊沢拓也/太田格之進

　
≪GT300≫

10 PONOS GAINER GT-R 安田裕信/大草りき

11 GAINER TANAX GT-R 富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介

20 シェイドレーシング GR86 GT 平中克幸/清水英志郎/山田真之亮

60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本大樹/河野駿佑

61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝

96 K-tunes RC F GT3 新田守男/高木真一

今大会もダンロップタイヤはGT500車両1台、GT300車両6台をサポート。64号車をドライブする伊沢拓也選手は「幸いサクセスウェイトが軽いので、しっかりとポイントを積み重ねていきたいですね」とコメント。
　

また、SUPER GTタイヤ開発の責任者を務めるモータースポーツ開発1グループの安田恵直はこう話します。
「ここまで３戦を終え、鈴鹿サーキットは得意なコースではあったのですがタイヤのパフォーマンスを引き出すことができないまま終わってしまいました。その原因についても、先月の鈴鹿テストで確認できましたので、ニュースペックのタイヤにきちんとフィードバックしていきます。またGT300クラスは鈴鹿でも高いパフォーマンスを発揮できていることは確認していますので、しっかりとチームをサポートしていきたいと思います。また今年はまだ表彰台に上がれていないので、なんとかここで流れを取り戻したいと思っています。ゲイナーさんの２台は特に決勝で力強い走りをしてくれるので今大会も期待しています。SUBARU BRZに関しては昨年のこの時期でも２番手スタートから優勝しているので、そのときの再現を期待しています」