年間8戦で戦われるSUPER GT2023シーズン。前半戦の山場となるSUZUKA GT450KM RACEが今週末に開催されます。昨年までは300KMフォーマットで争われていたこの大会ですが、今年からその距離を1.5倍に延長しての開催。昨年度より持ち込めるタイヤのセット数が1セット削減されたことを考えると、タイヤメーカーには非常に厳しいフォーマットであることは言うまでもありません。しかもハイダウンフォースを強いられる鈴鹿。タイヤの摩耗レベルも高く、タイヤメーカーに課せられるハードルは非常に高いサーキットです。しかし、ここ鈴鹿を得意としているのがダンロップタイヤのディレッツァです!! 昨年も上位入賞をあと一歩のところで逃してしまったものの、非常に良い戦いを演じました。しかも、今年は4月に行われた鈴鹿サーキットでのタイヤメーカーテストにおいて、新しい構造のタイヤが非常に良いデータをチームにもたらしてくれました。ここまで2戦で厳しい結果を突き付けられている今シーズン、巻き返しのチャンスと考えています。
今大会もダンロップタイヤはディレッツァブランドのスリックタイヤをGT500クラスの64号車Modulo Nakajima Racingへ供給。GT300クラスでは61号車のSUBARU BRZ R&D SPORTをはじめ、4チーム5台にタイヤ供給を行い、エンジニアを各チームに派遣し、チームへのサポートを行います。
≪GT300≫
#10 PONOS GAINER GT-R 安田裕信/大草りき
#11 GAINER TANAX GT-R 富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介
#20 シェイドレーシング GR86 GT 平中克幸/清水英志郎/山田真之亮
#60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本大樹/河野駿佑
#61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝
#96 K-tunes RC F GT3 新田守男/高木真一