開催場所:モビリティリゾートもてぎ
開催日:2022年11月5日−6日
#16 TEAM Red Bull MUGEN/Honda NSX-GT(笹原右京選手/大湯都史樹選手)
#64 Modulo Nakajima Racing/Honda NSX-GT(伊沢拓也選手/大津弘樹選手)
シーズン後半にかけて尻上がりに調子を上げてきているGT500クラスのダンロップ勢に期待がかかります。そんなGT500クラスの展望をモータースポーツ部開発責任者の安田恵直に直撃しました。
「前戦、オートポリス大会を終えた直後に我々はもてぎで2日間に渡ってタイヤテストを行いました。トータルパフォーマンスを上げるためのアイテムの確認を行いましたが、良い手ごたえを得ています。特にタイヤを路面にきれいに接地させることでタイヤのグリップを最大限引き出すための工夫を最終戦のために施しました。
もてぎはタイヤメーカーからみても路面が平滑でタイヤへの攻撃性は低いコースです。摩耗が激しいオートポリスとは対照的に、タイヤのパフォーマンスをしっかり引き出せるコースとも言えます。今大会で16号車はニュータイヤをいきなり装着することになります。チャレンジではありますが、チーム無限の対応力を信じています。GT500クラスは予選2列目以内、決勝では表彰台をしっかり目指して戦ってもらえるよう2チームをしっかりバックアップしていきます」
#10 GAINER/NISSAN GT-R(富田竜一郎選手/大草りき選手)
#11 GAINER/NISSAN GT-R(安田裕信選手/石川京侍選手)
#20 SHADE RACING/TOYOTA GR 86 GT(平中克幸選手/清水英志郎選手)
#60 LM corsa/TOYOTA GR Supra GT(吉本大樹選手/河野駿佑選手)
#61 R&D SPORTS/SUBARU BRZ GT300(井口卓人選手/山内英輝選手)
#96 K-tunes Racing/LEXUS RC F GT3(新田守男選手/高木真一選手)
そしてチャンピオン争いが激化しているGT300クラス。NISSAN GT-R勢が上位を占める中、唯一のJAF-GT勢としてSUBARU BRZが奮闘しています。後半の追い上げで2.5ポイント差までトップと差を縮めた61号車、そしてヨーロッパから帰還した10号車のゲイナーに注目してください。そんなGT300クラスをモータースポーツ部開発責任者の安田恵直に展望を聞きました。
「チャンピオンが狙えるチームもそうでないチームも今年一年の集大成となるレースなので、全ての力を出し切れるようにサポートしていきたいと思います。GT300クラスはゴムの配合は基本的に昨年と同じ仕様を予定しています。そのゴムを今年の構造に乗せて勝負をかけたいと思います。予選はもちろんポールポジション、タイトルのかかるチームにおいて決勝は優勝を目標にチャンピオンシップを考えた順位で争ってもらえるようにサポートしていきます」