岡山国際サーキット(岡山県美作市)において今週末開催されるSUPER GTシリーズ開幕戦。ダンロップタイヤは8チーム9台にタイヤ提供を行い、2022シーズンを戦います。
≪GT500≫
#16 TEAM Red Bull MUGEN/Honda NSX-GT(笹原右京選手/大湯都史樹選手)
#64 Modulo Nakajima Racing/Honda NSX-GT(伊沢拓也選手/大津弘樹選手)
≪GT300≫
#61 R&D SPORTS/SUBARU BRZ GT300(井口卓人選手/山内英輝選手)
#10 GAINER/NISSAN GT-R(富田竜一郎選手/大草りき選手)
#11 GAINER/NISSAN GT-R(安田裕信選手/石川京侍選手)
#60 LM corsa/TOYOTA GR Supra GT(吉本大樹選手/河野駿佑選手)
#96 K-tunes Racing/LEXUS RC F GT3(新田守男選手/高木真一選手)
<新規参戦>
#20 SHADE RACING/TOYOTA GR 86 GT(平中克幸選手/清水英志郎選手)
#34 BUSOU Drago CORSE/NISSAN GT-R(柳田真孝選手/井出有治選手)
ダンロップタイヤは上記8チーム9台と共にシリーズチャンピオンを目指し、開幕戦AUTOBACS OKAYAMA GT300KM RACEへ挑みます。
本大会でダンロップタイヤはトラック2台に総数468本のタイヤを用意し、機材トラック1台と合わせて岡山に出発しました。
開発を担当するモータースポーツ部開発1グループの安田恵直は「2022年のダンロップタイヤはサイド剛性を高めトレッド面のグリップ性能を向上させることで、摩耗と高いグリップのバランスを求める設計としました。今年はこのタイヤでGT500クラスは少なくとも1勝、GT300クラスは昨年に引き続きシリーズチャンピオン獲得を目標にチームとともに頑張っていきたいと思います。岡山国際サーキットは左フロントの摩耗が激しく、4輪に負荷を分配するのが難しいのですが、事前の公式テストで良好なバランスが得られました。シーズンオフのテストで得られたデータを基に作り込んだ改良版を持ち込みます。また、今回も各クラスともソフト、ミディアム、ハードの3種類を用意しています」と本大会への意気込みを語ります。
GT500クラスの2台は事前に行われた公式テストでは、低い路面温度と目まぐるしく変わる気象条件に苦しみながらもしっかりとテストを消化。開幕戦へつながるデータ収集を行って本大会に臨みます。
一方、GT300クラスは2022年開幕戦となる岡山国際サーキットでは、昨年王者の61号車SUBARU BRZが前人未到のシリーズ連覇に挑みます。重量や過給圧のBoPは厳しくなりますが、全戦ポイント獲得、V2奪取が目標です。昨年の開幕戦は11号車のGAINERがダンロップ勢としては最上位の4位に飛び込んだ実績もあり、今年もGAINERには期待せずにいられません。また、地元岡山から参戦するK-tunes Racingは、今年通算21勝の高木真一選手を迎え、往年のゴールデンコンビが再結成。スーパーGT最多の22勝をレコードとする新田守男選手との活躍にも注目です。もちろん、昨年唯一2勝を挙げて話題を集めた60号車のLM corsaは今年も吉本選手/河野選手組でスタートダッシュ狙います。一方、欧州での武者修行で経験値を積んだ富田竜一郎選手と若手ふたりを起用したGAINER10号車も見逃せません。さらに、未知数ながら今年から新たに参戦する「SHADE RACING」と「BUSOU Drago CORSE」の2台。事前のテストではダンロップ装着勢の中でも好タイムを出すなど相性も良さそう。どんなレースを展開するのかも楽しみなポイントです。
見どころ満載の開幕戦。予選は明日4月16日(土曜)14:00から開始。衛星放送のJ-SPORTSチャンネル、もしくはRed Bull TV、SUBARU LIVE配信でもご視聴頂けます。ダンロップタイヤを装着して走るチーム・選手たちへ熱い応援お願いいたします。