ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズ 第8戦

開催場所:モビリティリゾートもてぎ

開催日:2024年11月24日(日)


 
2024年11月24日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第8戦のプロフェッショナルシリーズ決勝がモビリティリゾートもてぎで行われました。出走台数は34台。使用するタイヤは3メーカーから選ぶことができ、16人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を選択しています。
 
天候は曇り。決勝は9時30分から10周で行われ、予選1位のダンロップユーザー、菅波冬悟選手(10号車)がトップをキープして1周目を終了。1位から7位まではグリッド順通りで、5位までがダンロップユーザーという状況です。2位以下のオーダーは冨林勇佑選手(504号車)、青木孝行選手(31号車)、小河諒選手(60号車)、松井孝允選手(123号車)という順。
 
トップの菅波選手と2位の冨林選手のペースが良く、3位以下との差が徐々に拡大。3周目にはトップ2台と青木選手の差が1.5秒以上に広がります。
 
5周目、松井選手が3コーナー手前で小河選手を抜き、4位にポジションアップ。松井選手のペースは良く、3位の青木選手に接近していきます。6周目、両車の差はコンマ3秒となり、3位争いが白熱。しかし、青木選手もしっかりディフェンスし、隙を見せません。
 
上位の順位に変動がないまま、レースは終盤へ。菅波選手と冨林選手の差は1.5秒に拡大しており、菅波選手の一人旅が続きます。菅波選手は冨林選手に1.5秒差をつけ、トップチェッカー。前戦でのチャンピオン獲得とともに、6勝目をあげ、最高のシーズンとなりました。
 
3位は表彰台の一角を守り切った青木選手で、以下、松井選手、小河選手という順。小河選手に続くダンロップユーザーは9位の服部尚貴選手(70号車)で、ファイナルラップまで7位を走行していたダンロップユーザー、奥本隼士選手(85号車)はトラブル発生により32位。トップ10のうち、6人がダンロップユーザーという結果になりました。
  

 
■プロフェッショナルシリーズ第8戦 決勝 正式結果
1位    10     菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
2位    504    冨林勇佑(デルタモータースポーツ) /DUNLOP
3位    31     青木孝行(ケー・エム・エスレーシング) /DUNLOP
4位    123    松井孝允(NETZ TOYAMA Racing) /DUNLOP
5位    60     小河 諒(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
6位    7      堤 優威(T by Two CABANA Racing) /BS
7位    87     久保凜太郎(Team Takuty) /BS
8位    18     中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) /BS
9位    70     服部尚貴(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
10位   160    吉田広樹(GR Garage浦和美園with GB) /BS
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■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「予選では上位5台をダンロップ勢で占めることができ良かったです。DIREZZA β06は今大会の低温時のコンディションに合っていたと思います。決勝でも上位5台をダンロップ勢で占めることができ、特にチャンピオンを決めている菅波選手が今回も速さを発揮し、優勝することができたので素晴らしい選手だと思います。DIREZZA β06が年間を通して戦えるタイヤであることを証明できました。改善したいところもあるので今後も引き続き開発していきたいと思います」
   

 

 

 

 

 
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