ダンロップモータースポーツ

【予選レポート】GR86/BRZ Cup クラブマンシリーズ 第7戦

開催場所:モビリティリゾートもてぎ

開催日:2024年11月23日(土)


 
2024年11月23日(土)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第7戦のクラブマンシリーズ予選がモビリティリゾートもてぎで行われました。エントリー台数は60台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクで、第4戦から内部構造を最適化した改良版を使用しています。
 
土曜の天候は晴。予選は10時25分からA組、10時50分からB組の順に行われました。A組の予選では約半数が予選開始と共にコースイン。箕輪卓也選手(707号車)が2分16秒592をマークし、トップにつけます。2位に咲川めり選手(6号車)、3位にランキングトップの岸本尚将選手(41号車)が続き、4位は石川賢志選手(111号車)。ランキング2位の菱井将文選手(380号車)は5位につけています。
 
予選時間の半分が過ぎたころ、後半にアタックを行う選手がコースイン。しかし、トップ5に入れ替わりはなく、箕輪選手がトップのまま予選は終了。咲川選手、岸本選手、石川選手までがコースレコードを更新しました。
 
B組の予選では序盤にアタックした大森和也選手(522号車)がトップタイムとなる2分16秒607をマーク。2位は北見洸太選手(30号車)、3位に塙瞬佑選手(311号車)と続きます。
 
後半にアタックした選手では渡部智仁選手(456号車)が4位、橋本隼選手(35号車)が5位に入りますが、トップ3に順位の変動はなく予選終了。大森選手がトップをキープし、北見選手、塙選手までがコースレコードを更新しました。タイトルの可能性が残るランキング3位の大西隆生選手(557号車)は11位です。
 
A、Bの総合結果により箕輪選手が大森選手のタイムをわずかに上回り、開幕戦以来、2回目のポールポジションを獲得。規定により、アウト側のグリッドにA組の箕輪選手が並び、イン側のグリッドには大森選手を先頭とするB組の選手が並びます。
 
なお、14時34分より5周で行われたコンソレーションレースには14台が出走。ポールポジションの新井努選手(296号車)がトップをキープして1、2コーナーを通過しますが、続く3コーナー先でスピンを喫してしまいます。代わってトップに立ったのは2番グリッドスタートの劉夢龍選手(127号車)。劉選手はそのまま逃げ切ってチェッカーを受けますが、チェッカー後にペナルティが科されたため、2位の阪本和洋選手(180号車)が繰り上げ1位となりました。

クラブマンシリーズ第7戦 公式予選A組 正式結果
1位    707    箕輪卓也 (T by Two CABANA Racing)
2位    6      咲川めり (BUZZ PROGRESS Racing)
3位    41     岸本尚将 (TEAM HERO’S)
4位    111    石川賢志 (KOTA RACING)
5位    380    菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
6位    703    池島実紅 (埼玉トヨタ自動車株式会社)
 
クラブマンシリーズ第7戦 公式予選B組 正式結果
1位    522    大森和也 (GR Garage 浦和美園 with GB)
2位    30     北見洸太 (ケー・エム・エスレーシング)
3位    311    塙 瞬佑 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
4位    456    渡部智仁 (渡部智仁)
5位    35     橋本 隼 (橋本 隼)
6位    40     野村 充 (野村 充)
 
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/56695
 

 
■予選1位ドライバーコメント
1位 707 箕輪卓也 (T by Two CABANA Racing)
「前日の専有走行よりも路面状況が良くなったことと、それまでの反省点をいかせたことが結果に繋がったと思います。専有走行でトップだった選手のタイムは出るだろうなと思っていましたが、それを上回るタイムを出すことができました。開幕戦以来のポールポジションをとることができてうれしいです。決勝はタイトル争いをしている選手との位置関係が気になっていましたが、自分より少し後方の位置になったので、スタートをしっかり決めてポールトゥウィンで初優勝を決めたいと思います」
 
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