開催場所:鈴鹿サーキット
開催日:2024年10月5日(土)
2024年10月5日(土)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第6戦のクラブマンシリーズ予選が鈴鹿サーキットで行われました。出走台数は50台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクで、第4戦から内部構造を最適化した改良版を使用しています。
土曜日の天候は曇り。15分間の予選は9時50分からA組、10時20分からB組の順に行われ、A組の予選では多くのクルマが予選開始と共にコースイン。しかし、アタックラップとなる2周目にコースアウト車両が発生し、赤旗中断となります。アタックに入っていたドライバーはすでにコースの半分を通過しており、アンラッキーな展開です。
残り時間5分で予選が再開されると全車が一斉にコースイン。岸本尚将選手(41号車)がトップタイムとなる2分31秒098をマークします。後半アタックでタイヤを温存できた菱井将文選手(380号車)が2位、大西隆生選手(557号車)が3位、4位に大森和也選手(522号車)が入り、ランキング上位の強豪が上位を占めました。
B組の予選では前半にアタックした池島実紅選手(703号車)がトップタイムとなる2分31秒327をマーク。2位に竹村寛成選手(990号車)が続きます。しかし、前半アタック組がアタックを終えた頃にコースアウト車両が発生。赤旗中断となり、残り時間8分で再開となります。
再開直後に、ランキング3位の塙瞬佑選手(311号車)が3番手のタイムをマーク。その後、トップ3に変動はなく、このままチェッカーと思われましたが、終了直前にアタックした佐藤凌音選手(186号車)が2位、箕輪卓也選手(707号車)が4位に飛び込み、チェッカー。池島選手、佐藤選手、竹村選手、箕輪選手と続き、A組同様、実力者が上位を固めています。
総合1位の岸本選手が前戦の岡山に続き、2戦連続のポールポジションを獲得。規定により、アウト側のグリッドにA組の岸本選手が並び、イン側のグリッドには池島選手を先頭とするB組の選手が並びます。
なお、14時35分より4周で行われたコンソレーションレースには5台が出走。2番グリッドから好スタートを決めた吉田政美選手(75号車)がトップでオープニングラップを終えます。しかし、2周目に上杉祥之選手(808号車)が吉田選手をかわしてトップに上がると、そのまま後続とのギャップを広げて逃げ切りトップチェッカー。一方の吉田選手は4番手までポジションダウンしてレースを終えました。
クラブマンシリーズの決勝は明日の9時45分から8周で行われます。
■クラブマンシリーズ第6戦 公式予選A組 正式結果
1位 41 岸本尚将 (TEAM HERO’S)
2位 380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
3位 557 大西隆生 (オートバックス with G-7AUTOSERVICE)
4位 522 大森和也 (GR Garage 浦和美園 with GB)
5位 337 DEKATO (DEKATO)
6位 27 村上凌晟 (村上凌晟)
■クラブマンシリーズ第6戦 公式予選B組 正式結果
1位 703 池島実紅 (SAITAMATOYOTA MOTOR SPORT)
2位 186 佐藤凌音 (AVANTECHracingteam)
3位 990 竹村寛成 (KRconcepts)
4位 707 箕輪卓也 (T by Two CABANA Racing)
5位 311 塙 瞬佑 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
6位 310 岡田友輔 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/55820
■予選1位ドライバーコメント
1位 41 岸本尚将 (TEAM HERO’S)
「前日まで雨だったのでドライ路面はぶっつけでしたが、鈴鹿は何度も走ったことがあったので、あまり心配することなく予選にのぞめました。最初のアタックはタイヤを使ったところで赤旗中断になったので、ポールポジションは無理だなと思い、とにかくフロントロウ(A組トップ)を取ろうと思ってアタックしました。B組も同じように赤旗が出て、ラッキーもあって総合首位と1ポイントが取れました。いい流れなのでこのまま逆転チャンピオンまで突っ走りたいと思います」
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