開催場所:岡山国際サーキット
開催日:2024年9月15日(日)
2024年9月15日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第5戦のクラブマンシリーズ決勝が岡山国際サーキットで行われました。出走台数は44台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクで、前戦から内部構造を最適化した改良版を使用しています。
日曜日の天候は曇。決勝は10時15分から12周で行われ、ポールポジションの岸本尚将選手(41号車)が好スタートを決めて1コーナーへ。2位には2番手スタートの佐藤凌音選手(186号車)を抜いた、塙瞬佑選手(311号車)がつけています。
岸本選手、塙選手、佐藤選手の順でオープニングラップ終了。4位はひとつ順位を上げたランキングトップの菱井将文選手(380号車)で、竹村寛成選手(990号車)、大森和也選手(522号車)が菱井選手に続きます。
2周目にクラッシュしたクルマを回収するためにセーフティカー(SC)導入。SCによる隊列走行は6周目の終わりまで続き、7周目からレース再開となります。
上位の順位に変動はなく、岸本選手はリードを拡大。2位の塙選手との間には1秒ほどのギャップがあり、逃げ切りVが濃厚な状況です。一方、白熱してきたのが佐藤選手、菱井選手、竹村選手による3位争い。11周目に菱井選手がバックストレードエンドで佐藤選手をかわして3位に上がると、竹村選手も続きます。ペースの落ちた佐藤選手はさらに大森選手にもかわされ、6位にポジションダウン。
岸本選手は塙選手に2秒差をつけ、ポールトゥウィン。初優勝に加え、ファステストラップもマークしており、今大会を最高の形で締めくくりました。3位は菱井選手で、竹村選手、大森選手、佐藤選手までがトップ6となっています。
クラブマンシリーズ第5戦 決勝 正式結果
1位 41 岸本尚将 (TEAM HERO’S)
2位 311 塙 瞬佑 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
3位 380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
4位 990 竹村寛成 (KR concepts)
5位 522 大森和也 (GR Garage 浦和美園 with GB)
6位 186 佐藤凌音 (AVANTECH racing team)
7位 557 大西隆生 (オートバックス with G-7 AUTOSERVICE)
8位 201 大崎達也 (トヨタユナイテッドナラCHAUPY Racing)
9位 759 岩本佳之 (トヨタカローラ名古屋レーシングチーム)
10位 707 箕輪卓也 (T by Two CABANA Racing)
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■決勝1位ドライバーコメント
1位 41 岸本尚将 (TEAM HERO’S)
「ありがとうございます。スタートは完璧に決まり、一度もトップを譲ることなく、ファステストラップもとれました。完全勝利と言えるレースでした。雨になっても自信はあったのですが、ドライの時の決勝のペースは開幕戦の時から良かったので、焦ることなく、最後まで行けたと思っています。トップでフィニッシュした時にチームのみんながピットウォールからガッツポーズしてくれたので、正直ウルっときました。この内容でいけばチャンピオンの可能性はあると思うので、そこを目指して頑張っていきます」
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