ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup クラブマンシリーズ 第4戦

開催場所:十勝スピードウェイ

開催日:2024年8月25日(日)

 
 
2024年8月25日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第4戦のクラブマンシリーズ決勝が十勝スピードウェイで行われました。出走台数は17台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクで、今大会から内部構造を最適化した改良版を使用しています。
 
日曜日の天候は曇。決勝は9時44分から14周で行われ、ポールポジションの塙瞬佑選手(311号車)が順当なスタートをきり、1コーナーへ。上位勢の順位に変化はありませんが、予選7位の北見洸太選手(30号車)が大幅に出遅れています。
 
オープニングラップ終了時の順位は塙選手、箕輪卓也選手(707号車)、岡田友輔選手(310号車)の順。塙選手はスタート直後から車両トラブルを抱えており、箕輪選手を引き離すことができません。
 
上位の順位に変動はなく、淡々とレースは進行しますが、大きな変化があったのが10周目。1秒以内の差で塙選手を追っていた箕輪選手が突如ペースダウン。塙選手のチームメイトの岡田選手に抜かれ、3位に後退すると、翌周には一気に10位までポジションダウン。勝負権を失います。
 
レースは残り3周となり、塙選手は集中力を切らさずトップチェッカー。うれしいGR86/BRZ Cup初優勝を記録するとともに、チームメイトの岡田選手とCOROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing初のワンツーフィニッシュも達成しました。
 
3位は島拓海選手(36号車)で、竹村寛成選手(990号車)、菱井将文選手(380号車)、大西隆生選手(557号車)までがトップ6。なお、箕輪選手はフィニッシュまで走り切り、15位でチェッカーを受けています。

次戦は9月14日(土)~15日(日)、岡山国際サーキットで行われます。

クラブマンシリーズ第4戦 決勝 正式結果
1位 311 塙 瞬佑 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
2位 310 岡田友輔 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
3位 36 島 拓海 (島拓海)
4位 990 竹村寛成 (KR concepts)
5位 380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
6位 557 大西隆生 (オートバックス with G-7 AUTOSERVICE)
7位 39 石塚崇宣 (デルタモータースポーツ)
8位 41 岸本尚将 (TEAM HERO’S)
9位 78 土居哲也 (土居哲也)
10位 777 山﨑武司 (OTG MOTOR SPORTS)
全ての結果はこちら
 

 

 

 
■決勝1位ドライバーコメント
1位 311 塙 瞬佑 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
「GR86/BRZ Cupになって初めて優勝することができました。素直にうれしいです。スタートからクラッチにトラブルを抱えていて、ペースを上げられず、後続に追いつかれると思っていましたが、箕輪選手にトラブルが出たみたいで。運のおかげもあり、チーム初のワンツーフィニッシュを達成できました。すごく満足していて、チームもとっても盛り上がりました。ランキング上位を狙って次も狙っていきたいと思います」
 
GR86/BRZ Cup TOPページ