開催場所：富士スピードウェイ
開催日：2024年7月14日(日)
2024年7月14日（日）、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第3戦のプロフェッショナルシリーズ決勝が富士スピードウェイで行われました。出走台数は34台。使用するタイヤは3メーカーから選ぶことができ、12人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06（ディレッツァ ベータゼロロク）を選択しています。
今大会は土曜日に予選、日曜日に第3戦と第4戦の決勝が行われる2レース制。第3戦のグリッドは昨日行われた予選のベストタイム順です。
日曜日朝の天候は雨。スタート直前に雨はやんでおり、路面はやや濡れた状態です。9時45分にスタートがきられ、予選1位から4位を独占したダンロップユーザーのOTG MOTOR SPORTS勢が1コーナーへ。しかし、4台の位置関係は変わっており、菅波冬悟選手（10号車）、伊東黎明選手（80号車）、小河諒選手（60号車）、服部尚貴選手（70号車）という順です。
オープニングラップ終了時点での、1位から3位の順位に変化はありませんが、服部選手は7位に後退。4位には予選7位のダンロップユーザーの近藤翼選手（906号車）が上がっており、5位もダンロップユーザーの冨林勇佑選手（504号車）です。
菅波選手は良好なペースで周回し、後続との差を拡大。小河選手は5周目に伊東選手に抜かれ、3位に後退します。
レースの半分を過ぎた5周目、菅波選手のリードは2秒762まで拡大。菅波選手の独走Vが濃厚となりますが、徐々に雨が降り出し、2位以下のバトルが白熱します。
その中心となったのが他社製タイヤを使用する予選5位の井口卓人選手（1号車）。3位の小河選手とのバトルが激化し、テールトゥノーズのまま、終盤に突入します。9周目、井口選手が小河選手を抜きますが、後ろにつけていた冨林選手が狙いすましたかのように2台をごぼう抜き。3位でファイナルラップに突入します。
一人旅を続ける菅波選手は危なげなく10周を走り切り、圧巻のトップチェッカー。第2戦に続く、2連勝を飾りました。2位は伊東選手、3位は冨林選手で、ダンロップユーザーが表彰台を独占。冨林選手に続くダンロップユーザーは7位の近藤選手です。また、ファイナルラップまで5位につけていた小河選手は最終コーナーでスピン。大きく順位を落とし、31位でフィニッシュしています。
プロフェッショナルシリーズ第3戦 決勝 正式結果
1位 10 菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
2位 80 伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
3位 504 冨林勇佑（デルタモータースポーツ) /DUNLOP
4位 1 井口卓人(Team Takuty) /BS
5位 7 堤 優威（T by Two CABANA Racing) /BS
6位 160 吉田広樹（GR Garage浦和美園 with GB) /BS
7位 906 近藤 翼（RECARO RACING TEAM) /DUNLOP
8位 293 岡本大地（KSM) /BS
9位 123 松井孝允（NETZ TOYAMA Racing) /DUNLOP
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