開催場所:オートポリス
開催日:2024年6月16日
2024年6月16日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第2戦のクラブマンシリーズ決勝がオートポリスで行われました。出走台数は27台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクとなっています。
天候は晴。決勝は13時から10周で行われ、菱井将文選手(380号車)がトップをキープして1コーナーへ。3コーナーから4コーナーにかけて村上凌晟選手(27号車)が大西隆生選手(557号車)に仕掛けますが、村上選手はコースアウト。菱井選手はその間にリードを築き、トップでオープニングラップを終えます。
2位は岸本尚将選手(41号車)で、以下、大西選手、塙瞬佑選手(311号車)、大森和也選手(522号車)と続きますが、全車数珠つなぎ状態。どのドライバーが集団から抜けだすか注目が集まります。
3周目を過ぎたあたりから岸本選手が集団から抜け出し、3位争いは7台の集団に。5周目には大西選手が集団から抜け出し、4位争いは塙選手と大森選手の2台、6位争いはスタートでポジションを上げた古田樹選手(93号車)と竹村寛成選手(990号車)の2台に分かれます。
レースの折り返し、6周目に入ってもトップを快走する菱井選手でしたが、7周目にハーフスピン。岸本選手が急速にギャップを詰め、テールトゥノーズになります。また、8周目の第2ヘアピンでは大森選手が塙選手をかわし、4位にポジションアップ。その勢いのまま3位の大西選手に迫ります。
ファイナルラップには菱井選手と岸本選手のトップ争いと、大西選手と大森選手の3位争いが激化。バトルの行方に注目が集まりますが、順位は変わらずそのままチェッカー。久々の出場となった菱井選手がトップチェッカーを受け、ランキング上位に進出しました。
次戦は7月13日(土)~14日(日)、富士スピードウェイで行われます。
クラブマンシリーズ第2戦 決勝 正式結果
1位 380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
2位 41 岸本尚将(TEAM HERO’S)
3位 557 大西隆生(オートバックス with G-7 AUTOSERVICE)
4位 522 大森和也(GR Garage 浦和美園 with GB)
5位 311 塙 瞬佑(COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
6位 93 古田 樹 (トヨタカローラフクオカモータースポーツクラブ)
7位 990 竹村寛成 (KR concepts)
8位 36 島 拓海 (島拓海)
9位 707 箕輪卓也 (T by Two CABANA RACING)
10位 39 石塚崇宣(デルタモータースポーツ)
全ての結果はこちら
■決勝1位ドライバーコメント
1位 380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
「序盤、タイヤの内圧設定を外したことに気付き、苦しい展開を予想しましたが、前半で2秒のギャップをつくれたことで気が緩み、7周目にハーフスピンしてしまいました。その影響で追いつかれてしまったので気持ちを入れ直しました。タイヤは苦しい状態でしたが、後ろも辛そうだったので、付け入るスキを与えないよう、気を抜かずに走りました。開幕戦の欠場はタイトル争いに影響しますが、自分にとっての開幕戦を幸先のいい結果で終えられてよかったです」
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