2023年8月20日（日）、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第4戦のクラブマンシリーズ決勝が十勝スピードウェイで行われました。出走台数は20台。ダンロップはハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP（ディレッツァ ズィースリー カップ）を全エントラントに供給しています。
　

　
朝から降り続いた雨により、路面はウエットコンディション。決勝は9時46分から14周で行われ、予選2位の大西隆生選手 (557号車)が好スタート。トップで1コーナーへ進入しますが、2コーナーまでに予選1位の吉田隆ノ介選手（61号車）がトップを奪い返し、先頭でホームストレートに戻ってきます。
　　

　
ライン通過時のトップ4は、予選順位と同じ吉田選手、大西選手、松井宏太選手（125号車）、咲川めり選手（6号車）の順。5位は予選6位の塙瞬佑選手（311号車）で、チームメイトの岡田友輔選手（310号車）をかわしています。
　
吉田選手はライバルを圧倒するペースで周回。4周目には1分45秒816のファステストラップをマークし、大西選手とのギャップを広げていきます。レースの半分、7周目終了時の2台の差は3秒712まで拡大。吉田選手は大西選手に12秒030の大差をつけチェッカー。うれしい初優勝をあげました。
　
3位には松井選手が入りましたが、レース終了後、反則スタートのタイムペナルティが科され、咲川選手が繰り上がりの3位。4位は松井選手で、以下、塙選手、Ken Alex選手（339号車）までがトップ6となっています。次戦は9月9日（土）～10日（日）、岡山国際サーキットで行われます。
　

　

　

　
クラブマンシリーズ第4戦 決勝 正式結果
1位 61 吉田隆ノ介（KOTA RACING）
2位 557 大西隆生(オートバックス with G-7AUTOSERVICE)
3位 6 咲川めり(Team Generations)
4位 125 松井宏太(TEAM SAMURAI)
5位 311 塙 瞬佑(COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
6位 339 Ken Alex（KOTA RACING）
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決勝1位ドライバーコメント

1位 61 吉田隆ノ介（KOTA RACING）
「スタートでミスしてしまい、全然加速してくれませんでした。ストレート上で大西さんが前に出てきたのが見えたので、やってしまったと思ったのですが、なんとか粘って外からかぶせることができ、うまく立ち上がることができました。大西さんもフェアなレースをしてくれました。追い出されず、コース上に残ることができ、そこからはとにかくミスしないように心がけて走りました。今回は予選からファステスト、決勝と、パーフェクトウインを狙っていたので、その目標を達成でき、すごくうれしいです」
　

　

　

　

　 
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