ダンロップモータースポーツ

【GR86/BRZ Cup 第1戦 クラブマンシリーズ 決勝レポート】

開催場所:スポーツランドSUGO

開催日:2023年5月14日

2023年5月14日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第1戦のクラブマンシリーズ決勝がスポーツランドSUGOで行われました。出走台数は40台。全車両にダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)が装着されています。

決勝日(日曜日)の天候は曇。コースの一部が濡れている難しいコンディションの中、9時10分から13周の決勝がスタート。好スタートを決めたのは予選2位の松井宏太選手(125号車)で、イン側から予選1位の咲川めり選手(6号車)を抜き、トップで1コーナーに進入します。

オープニングラップ終了時のトップ6は松井選手、吉田隆ノ介選手(61号車)、咲川選手、有岡綾平選手(41号車)、北見洸太選手(30号車)、菱井将文選手(380号車)の順。トップの松井選手と吉田選手は僅差で、2周目の1コーナーで吉田選手が松井選手に仕掛けますが、抜き去ることができません。

トップ争いの2台と、後続の差が広がる中、3周目の1コーナーで北見選手が有岡選手をパス。4位にポジションを上げ、咲川選手を追います。しかし、5周目に最終コーナーでアクシデントが発生。すぐにセーフティカー(SC)が導入されますが、大量のオイルがコースにまかれており、7周目に赤旗中断となります。

16分ほどの中断の後、SCの先導により、レースは再開。10周目からリスタートとなります。トップ争いは変わらず、松井選手と吉田選手の2人。後方では、咲川選手、北見選手、菱井選手の3人が激しい3位争いを繰り広げています。

ファイナルラップまで緊迫した接近戦が続くも、順位の変動はなく、そのままチェッカー。松井選手は吉田選手にコンマ6秒差(のちにペナルティで5秒加算)をつけ、優勝を飾りました。3位は表彰台の一角を守り切った咲川選手で、北見選手、菱井選手、有岡選手までがトップ6となっています。
 

クラブマンシリーズ第1戦 決勝レース 正式結果
1位 125 松井宏太(TEAM SAMURAI)
2位 61 吉田隆ノ介 (KOTA RACING)
3位 6 咲川めり (Team Generations)
4位 30 北見洸太(ケー・エム・エスレーシング)
5位380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
6位 41 有岡綾平 (有岡綾平)
7位 310 岡田友輔 ( COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
8位 557 大西隆生 (オートバックス with G-7AUTOSERVICE)
9位 339 Ken Alex (KOTA RACING)
10位 311 塙 瞬佑 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
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決勝1位ドライバーコメント
1位 125 松井宏太(TEAM SAMURAI)
「スタートではイン側が濡れていたので、前に出られるとは思わなかったのですが、フォーメーションラップでリアタイヤをしっかりと温めて行ったら、思ったよりスタートがよく、さらに前の咲川選手がシフトミスをしたのか、少し遅れていたこともあって1コーナーで前に出ることができました。吉田選手が後ろに来ていたのもわかっていましたが、SUGOは抜けないコースなので、自分のレースをすればいけると思っていました。この開幕戦を皮切りに、毎戦、表彰台が狙えるレースができればいいなと思います」

第2戦は6月11日(日)、オートポリスで行われます。
 
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