ダンロップモータースポーツ

GR86/BRZ Cup 第3戦 プロフェッショナルシリーズ 【決勝レポート】

開催場所:十勝スピードウェイ

開催日:2022年9月25日


 
2022年9月25日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第3戦のプロフェッショナルシリーズ決勝(14周)が十勝スピードウェイで行われました。出走台数は27台。ダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β05(ディレッツァ ベータゼロゴー)が承認タイヤとなっており、14台のドライバーがβ05を選択しています。
 
天候は晴。前日までのレインコンディションから一変し、ドライコンディションで決勝が行われました。予選1位(ポールポジション)の伊東選手(80号車)はダンロップユーザー。順当なスタートをきり、先頭で1コーナーに進入。他社製タイヤを使用する井口選手(988号車)に0.575秒差をつけ、オープニングラップを終了します。


 
伊東選手のペースは井口選手よりわずかに速く、2台の間隔は徐々に開いていきますが、その差は1秒以下。3位のダンロップユーザー、宮田選手(60号車)は徐々に離されており、優勝争いは2台に絞られます。伊東選手は10周目に1秒096のリードを築きますが、12周目には再び1秒以下に。プロフェッショナルシリーズらしい、緊迫したレースが続きます。伊東選手は井口選手に仕掛けるタイミングを与えずトップチェッカー。昨年までの86/BRZ Raceを含め、うれしい初優勝を記録しました。
 

 
3位は宮田選手で、以下冨林選手(504号車)、高橋選手(97号車)、青木選手(31号車)と続き、ここまでがダンロップユーザー。9位の服部選手(70号車)も同様で、トップ10中6台をダンロップユーザーが占めました。
 

 

■プロフェッショナルシリーズ第3戦 決勝 正式結果
1位 80 伊東黎明 (OTG MOTOR SPORTS)DUNLOP
2位 988 井口卓人 (RECARO RACING TEAM)BS
3位 60 宮田莉朋 (OTG MOTOR SPORTS)DUNLOP
4位 504 冨林勇佑 (デルタモータースポーツ)DUNLOP
5位 97 高橋知己 (DTEC TEAM MASTER ONE)DUNLOP
6位 31 青木孝行(ケー・エム・エスレーシング)DUNLOP
7位 34 佐々木雅弘(オグラクラッチwithレボリューション)BS
8位 98 元嶋佑弥 (DTEC TEAM MASTER ONE)BS
9位 70 服部尚貴 (OTG MOTOR SPORTS)DUNLOP
10位 987 久保凛太郎(RECARO RACING TEAM)BS
すべての正式結果はこちら
 

 

■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 小川貴臣(GR86/BRZ Cup担当)
「前戦SUGOと同じく荒れた予選となり、難しかったのですが、天候やコンディションが我々のタイヤに合っていく方向でした。各チームに戦略やドライバーの乗り方をピークに合わせていただき、予選ではかなりいい順位をとれたと思っています。
決勝は暑かったですが、グリップのタレもあまりなく、他社製タイヤを使用した選手の猛攻を防ぎ、OTG MOTOR SPORTSさんに1位と3位をとっていただき、良かったと思います。優勝した伊東選手は「後ろに差を詰められるほどではないです。グリップのおちもあまりなく、最後まで走りきれました」とのことなので、良かったと思います」

 
第4戦は10月29日~30日、鈴鹿サーキットで行われます。
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