ダンロップモータースポーツ

GR86/BRZ Cup 第3戦 クラブマンシリーズ 【決勝レポート】

開催場所:十勝スピードウェイ

開催日:2022年9月25日


 
2022年9月25日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第3戦のクラブマンシリーズ決勝が十勝スピードウェイで行われました。出走台数は24台。全車両にダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ(ディレッツァ ズィースリー)が装着されています。 
 
14周の決勝レースは9時20分から行われ、ポールポジションの勝木選手(168号車)が好スタート。予選順位と同じ、勝木選手、山﨑選手(777号車)、咲川選手(6号車)の順で1コーナーに進入します。しかし、次の2コーナーまでに複数のクルマによるアクシデントが発生。すぐに赤旗が提示され、全車グリッドに戻ります。
 
約30分間の中断を経て、9時50分にセーフティカー(SC)先導がスタート。レースは2周目に入っており、2周の先導走行の後、4周目からレース再開となります。全車クリーンスタートで1コーナーへ。上位の変動はないままオープニングラップを終了します。
 

 
勝木選手のペースは山﨑選手より速く、周回を重ねる毎に二台の差は拡大。8周終了時の勝木選手のリードは4秒114まで広がります。山﨑選手は咲川選手の接近を許し、2位争いが白熱。9周目の2コーナーで咲川選手が山﨑選手のインを奪い、順位が入れ替わります。山﨑選手は翌周、菱井選手(380号車)にも抜かれて4位へ。


 

終盤、2位咲川選手と3位菱井選手のバトルが激化。菱井選手はなんとか前に出ようと攻め立てますが、咲川選手も必死にディフェンスし、抜くことができません。
 
一方、独走状態の勝木選手は咲川選手に8秒724差をつけ、余裕のトップチェッカー。前戦SUGOに続く、ポールトゥウィンを飾りました。3位は菱井選手で、松井選手(125号車)、山﨑選手、大槻選手(214号車)までがトップ6。今回の結果により、勝木選手は念願のチャンピオン獲得に向け、大きな一歩を踏み出しました。
 

■クラブマンシリーズ第3戦 決勝 正式結果
1位 186 勝木崇文(AVANTECH racing team)
2位 6 咲川めり(Team Generations)
3位 380 菱井将文(徳島トヨタレーシング)
4位 125 松井宏太(TEAM SAMURAI)
5位 777 山﨑武司 (OTG MOTOR SPORTS)
6位 214 大槻征久 (BAMZO RACING)
すべての正式結果はこちら

 

 

 

 
■決勝1位ドライバーコメント

1位 186 勝木崇文(AVANTECH racing team)
「展開的にはSUGOよりも、ものすごく楽でした。スタートにかなり集中していたのですが、スタートもきまって、順位の入れ替わりもなく、トップでいけたのですが、そこから赤旗になってしまいました。セッティング的に後半寄りにしすぎたので、1周目のクルマの動きが悪かったのですが、赤旗後のセーフティカー(SC)ランの間に前後のバランスを整えるようにタイヤを温めました。予想通り2~3周目から後続がおさえられる展開になっていたので、とにかく全開で逃げ切るしかなかったです。本当に楽な展開でした」
 
第4戦は10月29日~30日、鈴鹿サーキットで行われます。
 
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