2010 D-1 Round7 Fuji リポート
本当にありがとう!!!
2010シリーズ制覇の余韻
前回のEbisuで2010シリーズチャンピオンを決めての今大会、チャンピオンの余韻に浸っている訳ではないが準備中や会場に着くと自然と周りがチャンピオン"おめでとう"の言葉やら、チャンピオン獲得の取材などで、スタート前にすっかり気合いが抜けてしまった。また悪い事は重なり、いつものD1の本戦前日の公開練習の時間がなく、気持ちを切り替えたり、気合いを入れ直す事も出来なかった。年間最多勝、年間獲得ポイントなど狙えるものは沢山あったのに.......。
頑張ったけどチョードキドキの単走
Rd7練習日15日
いつものイベントより1日遅いサーキット入り、いつもは木曜日にサーキット入りして半日か1日練習して金曜日が公式練習、土曜日予選(シード選手は土曜日に練習&追走シュミレーション)とほぼ3日練習出来るのであるが今回は非公式練習が金曜日に1時間×2本あるだけで第7戦の練習時間は僕らにとっては無いに等しい!!! 安全を考慮していつも通り1本目はマシンチェック、D1マシンはナンバーも無い為、基本的自走等は無理なのでエンジン系は事前にチェック出来るが、足回りやボディまわりは、サーキットでの現場でないとチェック出来ない。
ましてやチャンピオンを決めてから約2カ月のインターバルで何があってもおかしくないのが現状である。練習時間1本目をこれにあて練習は2本目の1時間だけである、スロースターターのteam&ドライバーこの残された時間でセット出しが出来る訳もなく大事な練習日は"終了"......。
昼飯ハンバーグカレー 晩飯 お好み焼き 大御所"雨さん"がチャンピオンのお祝いをして下さった。
追走 vs織戸 織戸選手はどこ?
Rd7決勝日16日 単走
いつものセットアップが出来なく、ぶっつけ本番で迎えた単走1本目。集中力を欠いてbest16にはほど遠い順位。チャンピオンは決まっているものの出場するからには"優勝狙い"と全員で確認して臨んだこのラウンド゙、当然2本目にはかなりのプレッシャーを受ける結果になった。今回ドライバーの今村選手は練習日含めて1本も気持ち良く決まっていないのでteamの皆より余計プレッシャーが襲いかかったはず......。そんな中運命の単走2本目、いつもの集中力と正確無比な走りで挽回と思いきや小さなミスがあったりラインにのれなかったりで、best16は"無理かも"と思ったが何とか踏ん張り99.46で13位通過。もしかすると今シーズンで1番ひどかった単走であり1番嬉しかった単走でもある。これでやっと午後のbest16追走にいける、相手は4位通過の織戸選手、Fujiを大の得意としていて今回も上位で通過しているがまだ対戦して負けてないのも事実と追走に期待した.......。
ベスト16 追走
best16初戦は織戸選手、team全員でモチベーションが上がらず単走での結果を踏まえて追走は"チャンピオンらしく"と珍しくpitでミーティングして気持ちを切り替えて臨んだ追走の1本目、織戸選手先行、今村選手後追いでスタート。先行の織戸選手に300Rからインに入ってキッチリ合わせてヘアピンを立ち上がったが僅かにラインが小さくなってしまった。しかし織戸選手はヘアピンでドリフトが戻してしまうミスをして、0.5の僅かではあるがアドバンテージを得た。入れ替わった先行時、先程の織戸選手と同じ様なミスを今度は今村選手がヘアピンで犯した。対した織戸選手は全くのノーミスで、これで勝敗がついた。teamにとって今シーズンのシリーズ戦全ての終了であった。今村選手の敗退が決まった。今シーズンの第3ラウンド゙に投入したFujiの秘密兵器のNewピットクルー、彼らの活躍で第3戦の優勝があったので今回もこの力を借りて優勝を狙ったのだが残念な結果に終わってしまった。
昼飯 ハンバーグカレー 晩飯 祝勝会+醤油つけめん
チャンピオン
頑張った1年
最後に
昨シーズンは運よくチャンピオンが獲れた?今シーズンは狙ってチャンピオンが獲れた?
インタビューで良くこんな風に答えてしまう。本当は全然違うのに自分の中での思いは「チャンピオンはチャンピオン。1年間必死に闘ってきた最後のご褒美、負けて良い戦いは一つも無い」と思っています。
スポンサーさんが協力して下さって、ファンの皆さんが応援してくれる。Teamのドライバー、スポッター、メカニックが一生懸命頑張って......。そしてこの結果に繋がったのです、そう協力して下さったスポンサーさん、応援して下さったファンへの恩返し、頑張った皆へのご褒美と思っています。
1年間ありがとうございました、本当にありがとうございました。 また来年も..........。