ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズ 第5戦

開催場所:富士スピードウェイ

開催日:2025年9月7日(日)

ダンロップユーザーの青木選手が今季初の2位表彰台を獲得


 
2025年9月7日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第5戦のプロフェッショナルシリーズ決勝が富士スピードウェイで行われました。出走台数は31台。使用するタイヤは二社から選ぶことができ、11人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を選択しています。
 
天候は曇り。10周の決勝は14時40分から行われ、ポールポジションのダンロップユーザー、菅波冬悟選手(1号車)が順当なスタート。トップをキープして1周目を終えます。2位は他社製タイヤを使用する予選2位の岡本大地選手(293号車)、3位は予選4位のダンロップユーザーの青木孝行選手(31号車)です。
 
菅波選手と岡本選手の差はわずかで、2周目のダンロップコーナーで2台のバトルが白熱。激しい争いの末、岡本選手がトップでホームストレートに戻ってきます。さらに翌周、菅波選手と他社製タイヤを使用する蒲生尚弥選手(121号車)がターン6で接触。2台はリタイアとなります。
 
この混乱の中、青木選手が2位、さらにダンロップユーザーの清水英志郎選手(2号車)が3位に浮上。4位にもダンロップユーザーの小河諒選手(60号車)がつけています。後方では5位走行中の井口卓人選手(88号車)のペースが良く、4周目に小河選手、さらに6周目には清水選手もパス。3位まで順位を上げます。
 
一方、岡本選手は青木選手との差を広げ独走。レースの半分、5周終了時点での両者の差は3.2秒でしたが、ファイナルラップ突入時には5秒まで広がります。岡本選手は文句なしのトップチェッカー。青木選手は2位でチェッカーを受け、今季初表彰台を獲得しました。
 
3位は井口選手で、青木選手に続くダンロップユーザーは、4位の清水選手。小河選手は5位に入り、トップ5を3人のダンロップユーザーが占めました。
 
次戦は10月4日(土)~5日(日)、鈴鹿サーキットで行われます。

■プロフェッショナルシリーズ第5戦 決勝 正式結果
1位    293    岡本大地(KSM) /BS
2位    31     青木孝行 (ケー・エム・エスレーシング) /DUNLOP
3位    88     井口卓人 (Team Takuty) /BS
4位    2      清水英志郎(K-one Racing Team) /DUNLOP
5位    60     小河 諒(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
6位    18     中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) /BS
7位    34     佐々木雅弘(OTG MOTOR SPORTS) /BS
8位    87     久保凛太郎(Team Takuty) /BS
9位    17     谷口信輝(K-one Racing Team)/BS
10位   89     奥本隼士(Team Takuty) /DUNLOP
すべての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/61215
  
■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「予選では天候が曇ってくれました。上位5~6台を見ると、使用タイヤが半々に分かれたので、他社のタイヤと対等に戦える環境になったと思います。決勝では菅波選手が残念な結果となりましたが、青木選手が2位、清水選手が4位、小河選手が5位に入ってくれました。今回の富士ではβ06に十分戦えるポテンシャルがあったと考えています。今回がβ06にとって最後の大会ですが、良い締めくくりになったと思います。次戦では新商品のβ07を投入します。β06を超えるタイヤになっていると思うので、みなさんに使ってもらい、上位を目指してもらえればと思います」
 

 

 

 

 
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