ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup クラブマンシリーズ 第3戦

開催場所:スポーツランドSUGO

開催日:2025年6月15日(日)

NAQUIB AZLAN選手(338号車)が開幕戦に続くポールトゥウィンを達成


 
2025年6月15日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第3戦のクラブマンシリーズ決勝がスポーツランドSUGOで行われました。出走台数は39台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクです。
 
決勝日の天候は晴れ。決勝は13時01分から13周で行われ、ポールポジションのNAQUIB AZLAN選手(338号車)が好スタート。予選2位の箕輪卓也選手(707号車)は出遅れ、AZLAN選手(338号車)のチームメイト、AMER HARRIS JEFRY選手(339号車)が1コーナーまでに2位に上がっています。
 
AZLAN選手(338号車)はJEFRY選手(339号車)に1秒001差をつけ、1周目を終了。3位は予選3位の渡部智仁選手(456号車)で、4位に同6位の大田優希選手(37号車)、5位に同5位の竹村寛成選手、6位に同8位の島拓海(36号車)と続き、スタートで出遅れた箕輪選手は7位まで後退しています。
 
AZLAN選手とJEFRY選手のペースは速く、3位以下とのギャップは徐々に拡大。マレーシア勢が独走態勢を固める中、日本人選手による3位争いが白熱します。
 
3周目には大田選手が渡部選手をパス。3位に順位を上げると、5周目には竹村選手と6位に上がった箕輪選手も渡部選手をパス。3位の大田選手を追いかけます。竹村選手は大田選手との差をつめ、8周目にはテールトゥノーズに。激しい攻防を繰り広げながらレースは終盤へ。
 
一方、トップのAZLAN選手はまさに“一人旅”。レースの半分、7周終了時点でのJEFRY選手との差は3秒231まで拡大。ファイナルラップ突入時の12周終了時点には5秒493まで広がり、余裕のチェッカー。第1戦のオートポリスに続いて2回目のポールトゥウィンを達成し、さらに2位に入ったJEFRY選手とともにWING HIN MOTORSPORTS X MOTY’S初のワンツーフィニッシュを達成しました。
 
3位は表彰台の一角を守り切った大田選手。4位は竹村選手で、5位は箕輪選手。島選手がレース後の車検で失格となったため、塙瞬佑選手(311号車)が6位に繰り上がっています。
 
次戦は7月12日(土)~13日(日)、十勝スピードウェイで行われます。

■クラブマンシリーズ第3戦 決勝 正式結果
1位    338    NAQUIB AZLAN (WING HIN MOTORSPORTS X MOTY’S)
2位    339    AMER HARRIS JEFRY (WING HIN MOTORSPORTS X MOTY’S)
3位    37     大田優希(HC GALLERY)
4位    990    竹村寛成 (KR concepts)
5位    707    箕輪卓也 (IBARAKI TOYOPET RACING TEAM)
6位    311    塙瞬佑(塙瞬佑)
全ての結果はこちら
https://mos.dunlop.co.jp/motorsports/86-brz-cup/59611
 


 
■決勝1位ドライバーコメント
703 池島実紅 (SAITAMA TOYOTA MOTOR SPORTS)
「やっと勝てました。本当にうれしいです。スタートは自分のペースでしっかり決めることができたので、ギリギリ守ったという感じではなく、すごく良かったかなと思います。その後も単独のペースは良く、1秒ぐらい後ろを離すことができたので、クルマを信じて自分の走りができれば、いけるなと思って走っていました。5周を過ぎたぐらいからちょっと厳しくなってきて、ギリギリまで迫られた場面もありましたが、自分はこういう場面は強いから大丈夫という自信がありました。ポールポジションも初めてで、初優勝も初めてなので、本当にうれしい1日でした」
  
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