ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズ 第5戦

開催場所:十勝スピードウェイ

開催日:2024年8月25日(日)


 
2024年8月25日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第5戦のプロフェッショナルシリーズ決勝が十勝スピードウェイで行われました。出走台数は27台。使用するタイヤは3メーカーから選ぶことができ、10人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を選択しています。
 
日曜日の天候は曇。14周の決勝は12時16分から行われ、ポールポジションのダンロップユーザー、菅波冬悟選手(10号車)がトップをキープして1コーナーへ。予選2位のダンロップユーザー、伊東黎明選手(80号車)は好スタートをきったように見えましたが、やや失速し、5位につけています。
 
菅波選手がトップをキープしてオープニングラップを終了。2位と3位は他社製タイヤを使用する中山雄一選手(18号車)と堤優威選手(7号車)で、4位と5位はダンロップユーザーの小河諒選手(60号車)と伊東選手です。
 
2周目、6位を走行していた谷口信輝選手(17号車)が大きく後退したため、下位の順位が繰り上がりますが、上位勢の順位は変わらず。菅波選手のペースは良好で、中山選手を引き離していきます。
 
6周目、5位走行中の伊東選手が3つポジションを下げ、8位へ。トップの菅波選手は中山選手に1秒143の差をつけており、逃げ切りVが濃厚になります。ところが10周目、伊東選手がマシントラブルによりストップ。セーフティカー(SC)が導入され、それまでのリードは帳消しとなります。
 
13周目の終わりにSCがピットに戻り、残り1周でレース再開。菅波選手は落ち着いて再スタートを決め、中山選手をディフェンス。トップをキープしたままチェッカーを受け、今季3勝目をあげました。菅波選手に続くダンロップユーザーは、4位の小河選手、8位の冨林勇佑選手(504号車)、10位の服部尚貴選手(70号車)となっています。
 

 
■リザルト
プロフェッショナルシリーズ第5戦 決勝 正式結果
1位    10     菅波冬悟(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
2位    18     中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) /BS
3位    7      堤 優威(T by Two CABANA Racing) /BS
4位    60     小河 諒(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
5位    1      井口卓人(Team Takuty) /BS
6位    121    蒲生尚弥(ネッツ兵庫レーシングチーム) /BS
7位    293    岡本大地(KSM) /BS
8位    504    冨林勇佑(デルタモータースポーツ) /DUNLOP
9位    31     青木孝行(ケー・エム・エスレーシング) /BS
10位   70     服部尚貴(OTG MOTOR SPORTS) /DUNLOP
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■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「予選日は非常に天候が良く、ダンロップが得意とするコンディションではありませんでした。チームによる内圧調整やセッティング、ドライバーのテクニックで予選の上位をとれたと思います。決勝日はもともと曇の予報が出ていて、寒ければ寒いほど有利になるのでちょっと期待していたのですが、午後になって晴れ間が出てきました。内心ちょっとヒヤヒヤしたのですが、菅波選手が最後まで逃げ切ってくれたのでとてもよかったと思います。チャンピオン争いも有利なところにいるので非常にうれしいです」
 
次戦は9月14日(土)~15日(日)、岡山国際サーキットで行われます。
 

 

 

 

 

 

 
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