開催場所:富士スピードウェイ
開催日:2024年7月13日(土)
2024年7月13日(土)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第3戦のクラブマンシリーズ予選が富士スピードウェイで行われました。出走台数は60台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクです。
土曜日の天候は曇。15分間の予選は11時25分からA組、11時50分からB組の順に行われました。A組の予選では序盤にタイムを狙う選手が続々とコースイン。塙瞬佑選手(311号車)が2分06秒397のトップタイムをマークします。予選時間の半分が経過した頃、ピットで待機していたランキング上位のドライバーがコースイン。前戦のウィナー、菱井将文選手(380号車)が2分06秒093をマークし、トップタイムを更新します。2位は塙選手で、3位には石塚崇宣選手(39号車)がつけますが、終了直前にランキングトップの大西選手がベストタイムを更新。3位に食い込みました。
B組の予選では序盤にアタックした大森和也選手(522号車)が2分06秒096のトップタイムをマーク。2位は箕輪卓也選手(707号車)で、3位には古田聡選手(183号車)がつけています。予選時間の半分が経過した頃、後半のアタック組がコースイン。竹村寛成選手(990号車)が3位に入り、そのままチェッカーとなりました。
総合1位のタイムをマークしたA組の菱井選手がポールポジションを獲得。規定により、アウト側のグリッドにA組の選手が並び、イン側のグリッドには大森選手を先頭とするB組の選手が並びます。
10周の決勝は日曜の13時から。雨予報が出ており、予選から大きく変わるコンディションにどの選手が上手にアジャストできるか、非常に楽しみです。
クラブマンシリーズ第3戦 公式予選A組 正式結果
1位 380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
2位 311 塙 瞬佑 (COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
3位 557 大西隆生 (オートバックス with G-7 AUTOSERVICE)
4位 39 石塚崇宣 (デルタモータースポーツ)
5位 37 大田優希 (大田優希)
6位 36 島 拓海 (島 拓海)
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菱井選手がポールポジション(1番グリッド)
クラブマンシリーズ第3戦 公式予選B組 正式結果
1位 522 大森和也 (GR Garage 浦和美園 with GB)
2位 707 箕輪卓也 (T by Two CABANA Racing)
3位 990 竹村寛成 (KR concepts)
4位 183 古田 聡 (C2 Moter Sports)
5位 186 佐藤凌音 (AVANTECH racing team.)
6位 6 咲川めり (BUZZ PROGRESS Racing)
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■予選1位ドライバーコメント
1位 380 菱井将文 (徳島トヨタレーシング)
「予選前にカートが走ったラインは滑りやすく、4輪のラインはしっかりグリップする不思議な路面でした。カートのオイルの影響だと思いますが、雨あがりの割にはグリップがすごく悪かった印象です。そこの切り替えがうまくでき、良かったと思いますが、クルマのセットを完全ドライに合わせたので決勝は厳しいかもしれません。表彰台に残れるかどうかもわかりませんが、若者にはまだまだ負けないので、決勝は頑張ります」