ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup プロフェッショナルシリーズ 第1戦

開催場所:スポーツランドSUGO

開催日:2024年5月12日

2024年5月12日(日)、TOYOTA GAZO0 Racing GR86/BRZ Cup第1戦のプロフェッショナルシリーズ決勝がスポーツランドSUGOで行われました。出走台数は31台。タイヤはダンロップを含む3メーカーから選択可能で、9人のドライバーがダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA β06(ディレッツァ ベータゼロロク)を使用しています。
 
天候は曇。定刻から20分遅れの12時15分に決勝レースがスタート。周回数は13周です。予選2位のダンロップユーザー、菅波冬悟選手(10号車)が好スタート。ポールポジションのダンロップユーザー、冨林勇佑選手(504号車)を抜き、トップで1コーナーへ進入します。3位は予選4位の他社製タイヤを装着する井口卓人選手(1号車)で、予選3位のダンロップユーザー、松井孝允選手(123号車)の前に出ています。
 
2人のダンロップユーザーがレースをリードするも、井口選手のペースは速く、5周目に冨林選手をパス。冨林選手は3位に後退します。井口選手のペースは衰えず、トップの菅波選手に接近すると、6周目にはテールトゥノーズに。しかし、菅波選手もしっかりディフェンスし、井口選手に仕掛ける隙を与えません。
 

 
2台の位置関係は変わらず、勝負はファイナルラップへ。菅波選手は最終コーナーをトップで立ち上がっており、このままチェッカーと思われましたが、コントロールラインの直前で井口選手が抜け出し、0.053秒差で先着。菅波選手は2位でチェッカーを受けました。
 
3位は表彰台の一角を守った冨林選手。4位と5位は他社製タイヤを使用する選手が入り、松井選手は6位。7位にはダンロップユーザーの伊東黎明選手(80号車)が入り、4人のダンロップユーザーがトップ10に入っています。

第2戦は6月16日(日)、オートポリスで行われます。

■住友ゴム工業株式会社 モータースポーツ部 堀口俊樹(GR86/BRZ Cup担当)
「DIREZZA β06は今年に入ってモデルチェンジしているのですが、予選で1位から3位を独占でき、新仕様の部分、内部構造がうまく機能しました。ただ、去年からあった、ロングラン時のタレはまだ残っています。選手のみなさんは良くなっていると言ってくれているのですが、決勝レース後半での課題は明確なので、今後に向けていろいろと分析し、改善していきたいと思っています」
 
■プロフェッショナルシリーズ第1戦 決勝 正式結果
1位 1 井口卓人 (Team Takuty) BS
2位 10 菅波冬悟 (OTG MOTOR SPORTS) DUNLOP
3位 504 冨林勇佑 (デルタモータースポーツ) DUNLOP
4位 18 中山雄一(IBARAKI TOYOPET RACING TEAM) BS
5位 121 蒲生尚弥 (ネッツ兵庫レーシングチーム) BS
6位 123 松井孝允(NETZ TOYAMA Racing) DUNLOP
7位 80 伊東黎明(OTG MOTOR SPORTS) DUNLOP
8位 160 吉田広樹(GR Garage浦和美園with GB) BS
9位 293 岡本大地(KSM) BS
10位 34 佐々木雅弘 (オグラクラッチwithレボリューション) BS
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