ダンロップモータースポーツ

【決勝レポート】GR86/BRZ Cup クラブマンシリーズ 第1戦

開催場所:スポーツランドSUGO

開催日:2024年5月12日

2024年5月12日(日)、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup第1戦のクラブマンシリーズ決勝がスポーツランドSUGOで行われました。出走台数は39台。タイヤはダンロップのハイグリップスポーツタイヤ、DIREZZA ZⅢ CUP(ディレッツァ ズィースリー カップ)のワンメイクとなっています。
 
天候は曇。決勝は10時から13周で行われ、予選2位の大西隆生選手(557号車)が好スタート。予選1位の箕輪卓也選手(707号車)のインを奪い、トップで1コーナーへ進入します。
 
大西選手はトップをキープしてオープニングラップを終了。2位は箕輪選手で、3位は予選4位から順位を上げた島拓海選手(36号車)、4位は同6位の岸本尚将選手(41号車)です。予選3位の大田優希選手(37号車)は5位。
 
箕輪選手は大西選手の背後にピタリとつけ、仕掛けるチャンスをうかがいますが、抜き切るほどのスピードはなく、コンマ5秒ほどの差で周回を続けます。4周目、3位を走行する島選手がコース上にストップ。3位には岸本選手を抜いた大田選手が上がります。
 
その後、上位に変動はなく、レースは続きますが、8周目にコース上でアクシデントが発生。セーフティカー(SC)が導入され、さらに赤旗が提示されます。短い中断の後、11周目からレース再開。残りは3周です。
 
再開直後、3位の大田選手が最終コーナーでコースアウトしますが、SCの導入はなく、レースは継続。4位以下の順位が繰り上がります。注目のトップ争いでは、箕輪選手が大西選手に仕掛けますが、狭いSUGOのコースではどうしても抜くことができません。大西選手はトップをキープしてチェッカー。旧86/BRZ Race時代を含めて、うれしい初優勝を記録しました。
 
クラブマンシリーズ第1戦 決勝 正式結果
1位 557 大西隆生(オートバックス with G-7 AUTOSERVICE)
2位 707 箕輪卓也(T by Two CABANA RACING)
3位 41 岸本尚将(TEAM HERO’S)
4位 39 石塚崇宣(デルタモータースポーツ)
5位 522 大森和也(GR Garage 浦和美園 with GB)
6位 23 YOSHIKI(N-SPEED)
7位 311 塙 瞬佑(COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
8位 6 咲川めり(PROGRESS Racing)
9位 310 岡田友輔(COROLLA SHIN-IBARAKI CSI Racing)
10位 999 マン太郎(関東工業自動車大学校)
全ての結果はこちら
 

 

 
■決勝1位ドライバーコメント
1位 557 大西隆生(オートバックス with G-7 AUTOSERVICE)
「初参戦が2013年とキャリアは長いのですが、初めて優勝できました。専有走行と予選では箕輪選手が速くて勝つのはあきらめていましたが、スタートで箕輪選手の前に出られたので、自分のペースで走ることができました。スタートでトップに出なければ優勝できなかったと思います。クラブマンへの参戦は去年からですが、データがなくて苦労しました。昨年参戦して得たデータを活用し、今年はいい形で挑めるようになりました。優勝はシビックレース以来、約10年振りなので非常にうれしいです」
  
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