開催場所:モビリティリゾートもてぎ
開催日:2023年11月4日−5日
北は東北SUGOから南は九州オートポリスまで、ここまで5会場7大会で争われてきた 2023 SUPER GTシリーズも最終戦。獲得したシリーズポイントに比例して積まれてきたサクセスウェイトも全てがゼロになり、開幕戦以来のノーハンデで争われるレースとなります。モビリティリゾートもてぎの特徴はブレーキに厳しいサーキットと言われますが、タイヤメーカーとしては少し違った捉え方をしています。同サーキットは路面が平滑であるため他のサーキットとは使用するゴムの配合を変えなくてはいけません。気象条件はことなりますが今季開催されたタイヤテストで、ダンロップタイヤは新コンパウンドを投入し、1発のタイム、安定性に優れたコンパウンドを確認しています。今大会はそこで得られたコンパウンドを投入予定です。
≪GT500≫
64 Modulo NSX-GT 伊沢拓也/太田格之進
≪GT300≫
10 PONOS GAINER GT-R 安田裕信/大草りき
11 GAINER TANAX GT-R 富田竜一郎/石川京侍
20 シェイドレーシング GR86 GT 平中克幸/清水英志郎
60 Syntium LMcorsa GR Supra GT 吉本大樹/河野駿佑
61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝
96 K-tunes RC F GT3 新田守男/高木真一
今大会もダンロップタイヤはGT500車両1台、GT300車両6台をサポートします。
また、SUPER GTタイヤ開発の責任者を務めるモータースポーツ開発1グループの安田恵直はこう話します。
「今年のGT500クラスは2台体制から1台体制へと戻ってしまったこともあり、開発の進捗が難しくなってしまいました。ただし、昨年までの大きな性能低下や極端なピックアップに苦しむことが極端に減ったことは前進できたポイントだったと思います。今大会はサクセスウェイトもなくなるので上位入賞を目指したいと思います。
また、GT300クラスにおいても不運な部分も多々ありましたが、他社のタイヤと比較してもダンロップタイヤのパフォーマンス向上は確信しています。最終戦にはGT500の技術を投入した新構造のタイヤを投入予定でいます。今年はまだ1勝しか挙げていないので最終戦はしっかり勝って来年につなげたいと思います。ぜひダンロップタイヤを装着して戦うチームの応援よろしくお願いします」
本大会も見どころ満載の 2023 SUPER GT 第8戦。予選は11月4日(土) 14:20から開始。決勝は11月5日(日) 13:00スタートの予定です。BS衛星放送のJ-SPORTS4チャンネルをはじめ、SUBARU LIVE配信でもご視聴頂けます。